30代から自力で断酒を始めて本当に辛かったこと3選
断酒して戦うコンビニ店長、はまとしです。
30代からダイエット目的でキックボクシングを未経験で始めました。
ハマりにハマって毎年アマチュアの試合に出場しています。
現在39歳の私ですが、36歳の時に自力で断酒を始めました。
きっかけは、時間とお金と健康をお酒で失っていたとはっきりとわかったからです。
それから、離脱症状に耐え、3年間の断酒に成功し、現在4年目を迎えています。
病院や家族にアルコールを止められたわけでもありません。
ただ漠然と「あ!もう絶対人生よくならないから、酒やめよう!」と思い、酒を自力でやめました。
そんな、自力で酒をやめようと思い、始めた断酒のどこが辛かったか解説します。
では、いきます!
誰からも理解されない孤独を味わった
まず、アルコール依存症予備軍だった私は、断酒を始めて離脱症状にかなり苦しみました。
その苦しみを誰も理解してもらえないことが、とても精神的にも辛い状況でした。
50歳で癌により亡くなった父が、ポツリと生前の頃に言っていたことを思い出しました。
「大変だね、頑張って、など労いの言葉は嬉しいけど、所詮病気になった人にしかわからない孤独感がある」と病室で言っていました。
それを、断酒を始めて、もろに感じました。
妻は酒を今でも飲むのですが、たしなむ程度しか飲まないので、特に飲酒に対する抵抗がありません。
私のように、アルコール依存症になり、酒をやめれない人の気持ちがまったくわからないのです。
離脱症状で苦しんでいる私を見て、妻からの「大丈夫?」と言う労いの言葉をもらい、父と同じ感情になっていることに気づきました。
断酒を自力でやめましたが、結局この苦しみは誰にもなった人にしかわかないものなんだなと、理解されない孤独感を感じました。
酒という繋がりがなくなり孤独を味わうことになった
アルコールのせいで病気になったわけでもない30代の私が、突然酒をやめることで、酒の付き合いがなくなり、孤独を味わう結果となりました。
30代になると、所帯を持つ方も多く、友人も多忙なので、会う機会も年に1回あるかないかです。
わざわざ、会うとなると、ランチでカフェに行こうというより、夕方に居酒屋で飲もうとなるとのが、私の日常でした。
なので、いざ酒をやめて会おうとなると、居酒屋でも酒は飲めませんからずっとシラフな状態です。
子供がー、仕事がーみたいな、話しをお互い酒を飲みながら話すのが楽しいと思います。
それが、酒をやめることでその関係がなくなってしまい、断酒した私にとっては、相手に申し訳ないという感情が正直あります。
しかし、私は自分や家族のために、断酒を決めたので、いまさら飲む気にはなれません。
大学生のころに、居酒屋でアルバイトをし、妻ともそこで知り合うという、お酒が本当に大好きでした。
そんな、好きだった仲間との環境を捨ているというのは、かなりの孤独感を味わうことになりました。
無力な自分を知り絶望した
酒で全てなんとかなると、魔法にかけていた私は、断酒を始めて現実逃避ができなくなり、現実と向き合うことになりました。
学歴もFラン卒、部活もずっと補欠で、そこそこうまいぐらい、仕事も中途半端な形で辞めることが多かったのです。
正直わかっていました。自分の実力がないとまではいいませんが、やれないのではなく、やらない自分を認めていませんでした。
しかし、断酒を続けるためには、無力な自分を認め、自力で考え、行動しなければならなかったのです。
自分を客観的に見て、君弱いよねって自分に言うことって正直、涙がでるぐらい辛いことでした。
それは、今まで酒を飲みながら、これが私の幸せな人生だと信じていたからです。
その隠れていた、無力な自分を引っ張りだし、これから更生させていくプログラムを自力で模索していきました。
断酒を続けるためにも、酒を飲んで隠れみのになっていた、自分をさらけ出すのはかなり辛かったのを覚えています。
まとめ
30代から断酒を始めて、一番思ったことは、20代で酒で失った過去の清算ができたことです。
確かに酒は本当に私にとってかげがえのない時間を過ごせたものだったと今でも思います。
しかし、あくまでお酒は嗜好品で、自分の中で、本当に変わりたいと思うときぐらいは酒をやめるぐらいの覚悟が必要なのかもしれません。
何度も失敗をして、断酒は簡単ではありませんでしたが、今でも、酒をやめて本当によかったと思っています。
これからも、断酒を続けて、コンビニのオーナーになり、家族を幸せにできるよう、頑張り続けていきたいと思います。
では、またねー!
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