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【“褒めないススメ”について】

教育分野で、

褒めるというのは一般的に良い事とされますが

褒めた結果、

今度は人からの褒め言葉を目的に頑張る人が出てきます。



それら外側を求め始めると、

純粋にやりたい内側の声が聴き取り辛くなる
のです。



一部の心理学や教育学で褒めない・叱らないが提唱されてるのは

こうした自然の流れを尊重してるからでしょう。



現にフロー状態でゾーンに入ってる息子が

時折見せる高いパフォーマンスに、

観念だらけの僕が思わず癖で褒めてしまうと

『ちょっと集中してるから黙ってて』

ってオーラを出されたりすることがあります。



確かにゾーンに入った自分の世界にいる人には

自己否定から救い上げるための“褒め”は必要ありません。



思えば、世の中の“褒める”という行為は

あまりやりたくないことなんだけど

それをやることが“善”だという理由で

不本意に向き合わされてきた人たちが、



その頑張った成果を褒められることによって

ようやく精神のバランスが取れる

慰め”という位置付けになっているケースが多くあります。

(宿題を頑張った後のご褒美・仕事を頑張った後のご褒美など)



そもそも、

その“善”が思い込みなことが殆どです。

“善”という認識はどこから来るのか。

“善”をやめられない恐れはどこから来るのか。



それら“善悪”から解き放たれた押し付けのない世界には

フローを中断させ得る、叱りや褒めは不要なのかもしれません。

子育てってほんとは親育てです。



【本日の動画】
第324話 あなたが目標設定をしなくなったとき
https://youtu.be/HRe1oYfvnSU

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