マガジンのカバー画像

足関節

12
足関節の英論文を訳しております。 足関節マニアの方の手助けになればと思います。
運営しているクリエイター

#CFL

The lateral fibulotalocalcaneal ligament complex: an ankle stabilizing 
isometric structure

The lateral fibulotalocalcaneal ligament complex: an ankle stabilizing isometric structure

どうもあやです。

今回は前回の続きの結論からまた訳していきます。

英論文は1回目英単語の理解、2回目文の理解。3回目は内容の理解というように読めば読むほど味がにじみ出てきて面白いです。

まるで米やするめのようですね。

では、始めます。

Conclusions

上部線維は関節内という解剖学的構造である一方で下部線維とCFLは等尺性や関節外靭帯、共通の腓骨挿入部を持っているなど、いくつかの

もっとみる
The lateral fibulotalocalcaneal ligament complex: an ankle stabilizing isometric structure

The lateral fibulotalocalcaneal ligament complex: an ankle stabilizing isometric structure

どうもあやです。

今回も前回の続き、考察を和訳していきます。和訳するために何度も何度も読んでいるのですが、その度に違う角度で理解が深まります。こういうのも原文を読む利点ですね。

さっそく、スタート。

Discussion

今回の研究で最も重要なことは下部線維、CFLそして弓状線維が結合し靭帯複合体として弧を描き1つの機能的構造として貢献していることである。したがって、LFTCL複合体はこの

もっとみる
The lateral fibulotalocalcaneal ligament complex: an ankle stabilizing isometric structure

The lateral fibulotalocalcaneal ligament complex: an ankle stabilizing isometric structure

どうもあやです。

宣告した通り、前回投稿したときからそう遠くない未来の更新に成功しました。

前回は【Statistical analysis:統計分析】まで記述致しましたので、本日は結果から記載していきます。

ではスタート。

Results

全部で32の足関節は外側靭帯まで丁寧に解剖された。2体の検体は損傷した形跡としてATFL線維に滑膜化が表れたため除外した。

今回の研究の全検体数は

もっとみる
The lateral fibulotalocaneal ligament complex: an ankle stabilizing isometric structure

The lateral fibulotalocaneal ligament complex: an ankle stabilizing isometric structure

どうもあやです。

しばらく投稿空いてしまいました。

地道に題名にある論文を読んでいたのですが、難しくてなかなか進みませんでした。今考えれば、区切りごとに投稿すればよかったですね笑

ではさっそく。

Introduction

足関節外側側副靭帯の損傷は一般的に足関節捻挫にてよく見受けられ、頻繁に足関節不安定性や慢性もしくは微細の不安定性に繋がる。

慢性足関節不安定症は慢性足関節不安定症はよ

もっとみる