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興味の種

こんにちは
福岡は最近だいぶ暖かくなった反面、雨や強風で
過ごしやすいような、そうでもないような日々です。

今日のお話はタイトルにある通り、
「興味」の話。
皆さんは今現在、好きなことや嫌いなことがあると思いますが、その始まりはまず「興味が湧くこと」だったりしませんか?

嫌いなものやどうでも良いものに「興味」は沸かないものです。

また、お子さんのいる家庭では
・勉強,スポーツに興味を持って欲しい
・好きなことを見つけて欲しい
・あまりゲームに興味を持たないで欲しい


など、自分自身のことではなく、子供に興味関心をうまく持ってもらえないかと考えると思います。
そんなお話。







1.優先順位

皆さんは日々生活している中で、どうやって行動の順番を決めていますか?
・重要度
・早急度
・好き嫌い度合

大人だったら重要度や早急度を優先することができますが、子供はなかなかそうはいきません。

嫌いなこと,どうでもいいことは
「やろうとしない」
「早めに終わろうとする」
「やってもすぐ忘れる」

もし仮に頑張ってやったとしても
後々またやらなければならないと分かると、
拒否反応を示します。

そうやって、「嫌い」が生まれます。
嫌いなまま「やらなければならないこと」をし続けるのは困難です。
例えるならば、
「健康に良い食べ物だけど、嫌いなものを健康のために嫌いなままずっと食べ続けるようなもの」
です。

実は食べ物ならまだ楽です。
口に入れて飲み込めば終わりなので。

勉強やスポーツは違います。
それらは学んだり身につけた後、「使う」が待っています。
「やって終わり」ではないのです。
そうなると、「嫌い」なまま続けていきたいでしょうか?





2.興味を持つことから

嫌いなものを嫌いのままでいることは結果、
自分のその後の人生を辛くすることになります。
勉強も運動も食事も何でも同じです。

「嫌い」が多いより、「好き」が多い方が
楽しい毎日を送れるし、楽しい人生になります。

だから「嫌いなもの」や「どうでもいいもの」が多い人はまず、色んなことに興味を持つことから始めてみましょう。

その時にオススメの方法をご紹介します

①固定観念を持っていることに気づく

嫌いなものというのは、基本その人の思い込みです。他人にどうこうできるものではありませんが、自分自身なら変えられます。

もし可能なら、
・何がきっかけで嫌いになったか
・どんな一面が嫌いなのか
を考えてみましょう。

もしそれが厳しければ
・その中に嫌いではない一面はないか
・嫌いなものを良い言い方をすると
などを考えてみてください。
この時のポイントは
「現在嫌いなのは大前提。
これから嫌いじゃなくなるかもしれない」
という気楽な気持ちで考えましょう。




②とにかく行動してみる

簡単に言えば以下のような行動です。

・調べる
・見る
・人に聞く
・やってみる
・見方を変える

これらの行動は「思い込み」を消せる可能性を秘めてます。どれが当てはまるかはその人の嫌い度合いや嫌いな理由次第なので、色々やってみましょう。





3.興味の種

もし、自分のことではなく、自分の子供や他人が嫌いなものや興味関心がないものがあって、どうにかして変わって欲しい!という場合は次のことを実践してみましょう。

①自分がまず興味を持つ

年齢や関係性にもよりますが、子供というのは親の生き写しです。
親の仕草や興味のあるもの、思考、なんでも真似たり同じになります。
だからもし、子供になって欲しい将来像があるのであれば、その将来像に親が興味を持ちましょう。
「私は嫌い(もしくはどうでもいい)だけど、
あなたはこうなりなさい」は子供にとって言葉では表現できませんが、混乱するきっかけになります。(実は性格も変な方向に成長します)
無理しすぎない程度に、素直な気持ちで実践してみてください。





②自分も楽しむ

子供は親の言動に敏感です。
喜怒哀楽だけでなく、嘘や演技も感じとります。
(親だけでなく大人の言動も同じ)
「子供が楽しければそれでいい」
「子供のためになればそれでいい」ではいけません。
なぜなら、子供は親が幸せそうにしているのが幸せだからです。
辛い時は子供に頼ったり慰めてもらうことも含め、一緒に感情を分け合って楽しんで興味の輪を広げて欲しいと思います。




③関連物や音楽、映像をチラ見せ

「子供の前に、まず自分から」という話をしてきましたが、その1つに「関連の絵や写真、動画などを見る機会を増やす」というのもオススメです。
数日では効果はありませんが、
見る頻度が多くなると、
「そんなに面白いのかな?」と、
親が見たり聞いたりしているものなら
子供はだんだん興味が湧いてきます。





4.最後に

今日は
・興味を持つこと
・興味を誘うこと
の2つについて話をしてきました。

僕も
・どうやったら数学をできるようになるだろう
・どうやったら楽しんでもらえるだろう
・どうやったら興味を示してくれるだろう

と日々考えています。
そんな中で今日記事に書いたような
「まずは自分が楽しそうに数学をやること」
が大事だと思いながら数学を続けていることに気づきました。

自分が数学をやっている時の「イキイキした感じ」が、広がっていくと良いなと思っています。

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