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気にしなくても大丈夫、ちゃんと連続性の中にいる

「この前はどんな話したっけ?と今思っていたでしょう。」

「あっ、ばれた苦笑。」

「完全に油断していたね。僕は見逃さなかったよ。」

「君に会う時のモードというかさ、なんか過去を思う出そうとしていたんだ。」

「今君が話したいと思うことを、ただ話せばいいんじゃないの。いろいろ考えすぎなんじゃない。落ちがあるとか、結論を述べたいとか、答えはこれですということを言いたいわけではないでしょ。」

「うん。それはそうなんだけどさ。せっかく話すんだから、中身のある内容を話さないと思うと、なんか堂々巡りしてしまうんだよね。まさに、土壺にはまるって感じかな。」

「なるほどね。なんかわかる気はするな。君の性格だと。だけど、そんな風に考えることが悪いと思っているわけではないんでしょう。」

「うん、それはどうだね。しっかりと考えること、考え抜くことが必要なことはあるし、考えることそのものは必要だと思っている。」

「使い方というか、使い分けというか、、、、話したいと思っていることがちょっと変わってきているんだろうね。話したいというか、君が言葉にしたいと思っていることは、ちょっとそういうことではないのだろうね。」

「僕はすぐに答えに飛びついてしまっているようなそんな気がするんだ。飛びついているというよりは、誰でもわかることを言葉にして表現している。そのことだけをやっている。そのことだけしかやっていないということなんだと思うんだ。」

「言葉にならないことを言葉にするってなかなか大変なことをやろうとしているんだね。僕はそんなことを考えたこともなかったな。」

「君は気楽でいいね。今この瞬間に自分が何を感じているか。自分のからだは今どう感じているか。意識できていること以外でも、今までの自分とは一切関係なく、今この瞬間の自分がどうか。その時の自分の感じ、ふと思ったことや感じていることを、言語化できるものもできないものもすべてをひっくるめて扱っていく。そういうことなんだと思うんだ。」

「これまでだってやってきているんでしょ?!」

「うーん、それはそうだんだけど、どこか安易なことを、そればかりを選んできているんだと思うんだ。時間をかけて、ああでもないこうでもないと試行錯誤するということをどうもやらなくなっている。やってみないとわからないはずなのに、そのやる時間を惜しんでやらなかったり、他のすでにやったことのある既知のことを、とにかくやるというように、安定した安心できるところを自分のフィールドにしているという感じかな。」

「新天地はどうなの?増えているの?」

「増えてきているとは思うけど、ここ最近は何も変わってはいないかもしれないな。ちょっとそこは自信がないかな。だけど、新天地を目指したい、そこに広がる景色を見たいと思ってる。」

「見るだけでいいの?」

「うーん、まず1番に思ったのは、その正体に出会ってみたいという感じかな。だけど、その新天地でのびのびしたり、新天地でしっかりと取り組んで、その先へも行きたいな。」

「旅は長そうだね。」

「うん、ゴールはないのだと思う。とにかく前に進んでいく、ただそれだけのことなんだと思う。」

「常に挑んで行くことで、挑み続けることで、誤魔化しのきかないところに立つことにはなるうだろうね。」

「そうなんだ。そのことに取り組む必要性があると感じているんだ。実際問題、どうなるのかと足踏みしたり、ちょっと距離を取ってきたのが、これまでなんだとも思う。わりとそうそうに、自分にとってはどういうものであるのかということを感じ取っていた。かなりその辺は、繊細に敏感に感じ取っていたんだと思う。」

「だから本丸にはアタックしないで、迂回してきたということなんだね。」

「迂回してきたし、どこかで逃げていた。恐いという感じ。自分が一度、今の自分が一度解体される、壊れることへの恐れ。だからそこで終わってしまうということではない。だけど、これまで通りにはいなかくなる。生身の自分。再構築される自分。今成り立っているあらゆることが、成り立たなくなる。そういうことへの、これまで築いてきたものへの執着があるのだと思う。」

「せっかく築いてきたものを手放すこと。それは勇気がいることだよね。だけど、本当に自分にとって必要なものだったら、そういうことに関係なく、存在し続ける、自分としては必要とするんじゃないかな。そのときに、必要と思わないことは、突き詰めて吟味したら、必要ではないということなんだと思うよ。それこそ表層的に、これはこうだからという考えたことで判断していることである場合も多いんだと思うよ。」

「それもそうだね。これまでの連続性とは関係ないところで、今この瞬間の自分と対峙すること。その上で、その先がどうかということだもんね。わからないものも、すぐに諦めないで、注意を払って、そのものを見る目を、解像度を上げていくということが必要なんだと思う。いきなり、その場その瞬間からできるということにはならないから、日々の修行、鍛錬が必要なんだと思う。日々精進して生きるということの先に、僕もいるんだと思う。」

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