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身の回りの状態から自分を見る

職場の机や棚。職場という場一つとってみても、その場所の状態がどうなっているかによって、自分自身の今の状態がいいのか、悪いのかということは見えてくる。

同じことは他の人にも言えて、もちろん性格や得意不得意、仕事のやり方に寄るところもあるけど、大なり小なりがあるだけで、基本的なところでは変わりはない。自分自身の反映として場に現れる。

仕事がいい感じに回っているか。滞りが発生してしまってはいないか。机や棚の状態から、そのことは見えてくる。リトマス紙のようなもので、あれと思ったり、気になった時の一つの目安になる。

机や棚がきれいに整理整頓されていて、置いてあるものもきれいに整っていると、滞りなく、隅々まで行き届いている感じがある。行き届いていない状態だと、見た瞬間に整っていないとわかる。そのことを感じ取る。

机や棚の状態が荒れ始めていて、ほころびを感じたら、注意が必要だ。どこかに滞りが発生している。棚に並んでいるものが、きれいに積み重なっているかどうか。余計なものがないかどうかでも違う。

また隣の先輩の机や棚の状態と自分自身の机や棚の状態を比較してみると、一目瞭然だ。机や棚を整える余裕を持てず、目の前のことに追われ、手が付けられていなかったりすると、いつの間にか荒れた状態になる。

あとでいいやと思って手を付けないと、どんどん自分の首を締めてしまう。億劫になっていく。ここぞというときに、必要な資料を探すのに時間がかかったり、何かの抜けや漏れが発生してしまうということもある。

ちきんと整った状態で、隅々まで行き届いていると、自分自身の内側も整っていて、頭もクリアだ。目の前のことにただ追われている、ただこなすみたいな状態になっている時には、ミスが起きたり、つまらない失点をする。

逆に常に整えておくと、自分自身を助けることになる。机や棚、自分の仕事をするうえでのツールたちが、いざというときに助けてくれる。そうすると、慌てたりバタバタせずに、早め早めに仕事を完了させることができる。

ちょっとしたことだけど、日々のことに目を配って、1つ1つをスルーせずに取り組むことを積み重ねていくと、ちょっとずつでも自分の身の回りが整って、それは自分自分をいい状態にすることにつながる。

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