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抜け殻になって、立ち止まる今日

「どうしたんだい今日は?」

「うーん、昨日からこんな感じなんだ。体調が悪いとか、そういうんじゃないんだ。昨日友人から聞いた話が、じわじわきていてね。」

「それで元気がないのか。」

「元気がないわけじゃないんだ。ただ気が抜けてしまっているというか、抜け殻になってしまっている様なそんな状態なんだ。自分でもちょっと驚いているよ。。。」

「そっか、そっとしておくのがよさそうだね。」

「うん、ちょっと今はあまり話す感じではないね。詳しくは言えないのだけど、友人から聞いた話で自分が思った以上に、ダメージを受けているということは確かだね。聞いた直後は、あまり心の動きというものはなかったんだ。だけど、いろいろ思いめぐらしていくと、やっぱりもともと自分の中にあった範囲においてはというだけだったみたいなんだ。聞いた話で心境の変化は特にないし、その範囲内においてはあまり影響は受けてはいないんだよね。」

「、、、、、」

「だけど、自分の意識に上がっていることとは、違ったところでは、なんでこうなるのか。いろいろとタイミングがいいというか、自分自身のこれからのありようを問われる様な、そんなタイミングなんだよね。生き方そのものによって示してくれているのではないかと、そんな風にも受け取れる様な、そんなタイミングなんだよね。この1〜2ヶ月は考えるという時間を作ることができていて、この先のことをいろいろと考えるようになっていて、これまでというものを客観的に見れるようにもなってきた。本の中に書かれていることを通して、自分の中での実感を持っていることが、証明されて、確信に変わっていく様な、そういうこれまでの自分のあり様と、これからのあり方の確認作業を今1つ1つやっている。そんな感じなんだ。だから問われている。なんだか突きつけられている様なそんな感じがしているんだよね。」

「、、、、、」

「だけどさ、落ち込んでいてもしょうがないし、生きている以上は、前を向いて進んでいくしかない。塞ぎ込んでいても、何も始まらないしね。目の前のことを、やっていく。それだけのことだ。自分が今できることを最大限に、命ある限りやっていくしかない。そのことが自分が生きている証だし、命の限りは生きていくこと。何よりも自分の中での納得感や、楽しいという気持ちは大切にしていきたいと思っているよ。」

「、、、、、」

「なんだか吐き出したら、ちょっとすっきりしたな。聞いてくれてありがとう。」

「いろいろと考えることの多い1日だったんだね。聞かせてくれてありがとう。」

「、、、、、」

「、、、、、」

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