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早起きをするために必要なものは、強固な意志でもなく目標でもなく、寝るための準備時間の確保だと思う。

最近早起きが苦じゃない。というのも、まあ23時には確実に寝ているからで、5時に起きるのはそんなに難しくない。目覚ましを止めたらそのまま瞑想アプリを起動して、5分集中している間にはもうすっかり覚醒している。

最優先すべきこと

SNSアプリを削除する

SNSかはわからないが、自分がスマホで一番時間を使っているアプリを削除する。僕はTwitterだった。デバイスを選ばなければ次点でNetflix。

動画アプリが該当する人は多いだろう。おすすめは、とりあえず解約してみみることだ。どうしても必要なら再度入会すればいいだけの話なので。

一旦なくしてみると、意外と必要ないことに気がつく。(ああでもハイスコアガールの続きが見られないのは非常に悲しい。そのうち見る機会を設けよう。。。いまは睡眠のほうが大事だ。)

基本的にはこれだけで、日々の生活に時間の余裕ができる。そしてすなわちそれは寝る準備の時間が確保できるということになる。

寝るのにはエネルギーが要る

最近気がついたのだが、「夜は眠いから眠くなったら寝ればいいや」と考えるのはなのである。夜が自然と暗闇になる古代や電気のない途上国の田舎ならまだしも、ある程度発展した国の現代は御存知の通り素晴らしい誘惑が蔓延しているからである。

あらゆる存在が君の時間を奪いに来ている。あれはもう殺しに来ている。実際のところ、人間は寝なければ鬱になるし、仕事もうまくいかなくなるし、関節的に殺しに来ているようなものだ。そんなあらゆる誘惑を断ち切って「寝る」ところまで自分を持っていくのは至難の技なのである。むしろ仕事で疲れていなければ全然寝られない方が自然だろう。

起きるために寝なければならないので、寝るために準備をしなければならなく、そのためにはSNSを削除するのが得策

起きるために必要なのはまず十分な睡眠なのだが、寝るという行為は先程書いたように非常に難易度が高い。そしてそのウルトラC級の行為に挑むためのエネルギーが、一日の終りに残っているはずもない。なので、睡眠に至るまでの難易度を下げる必要がある。モリスエに最初から挑むバカはいない。伸膝前転くらいから始めるべきだろう。

難易度を下げるために有効なのが前述したスマホアプリを削除することだ。人間の意志は弱い。悲しいかなびっくりするほど弱い。そこで、物理的にアクセスできなくすることが最も簡単に誘惑から離れる方法なのである。

スマホなしの生活なんて!そんなに意思が強くないよ!という方もご心配なく。人間は良くも悪くも、感情と勢いで色々やれるのだ。

強固な継続する意志は要らない。勢いで今削除してしまえばいい。

きっとあらゆる人に経験があると思うが、人がなにかに奮起したところで、三日坊主に終わることは本当に多い。例えばそろそろ新年から3週間位経つが、元旦に立てた目標を覚えている人がどのくらいいるだろうか。こと、「継続する」という分野においては人間は自分を信用しないほうが得策だろう。

ただ、意思を持ち続けることは難しくても、今、この「瞬間」であればエイヤと勢いを持って行動することは可能だ。物理的に何かを壊す、捨てる、ということを行ってしまえば、それを取り戻すのには少なくともある程度の労力がかかる。元に戻すことが難しくなり、意思の継続の補助になってくれる。

と、以上は僕なりに噛み砕いて書いてみたが、人間の仕組みに基づいた時間確保術に興味のある方はぜひ以下の本を読んでもらいたい。

上記の本を読んで実践すると、きっと睡眠時間が確保できるようになる人は多いはずだ。僕はまだ一週間くらいだが、かなり変わった。気持ちよく眠り、気持ちよく起きられることは人間にとってきっとものすごく重要なので、最優先するべきところだと思う。

今日も、noteを書いて満足して寝られることはこの本のおかげだ。本当に感謝している。

それではまた明日。おやすみなさい。

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