今日買ったもの:無印良品サコッシュ10/25-27限定・20%OFFの衝撃
夕食を食べて繁華街を歩いているとき「無印でも見ていこうか」と言った。
すると、
「うん。今日から無印良品週間だね」
といわれた。
ほんの3週間前の10/7に無印良品週間は終わったばかりだろ? と不思議に思ったが、果たして、また無印良品週間だった。
ちょうど昼間にぼんやりと
「無印サコッシュ、やっぱり良品週間で買っておいたほうがよかったな……作業しながら測量野帳、万年筆、携帯、キーホルダーを入れるポシェットが欲しいんだよな……」
と考えていたところだった。
無印良品週間の逆襲
エレベーターを降りた瞬間からレジに並んでいるひとびとの長い列が見えた。
サコッシュは今も陳列されていた。それどころか、定価990円から20%オフの790円だった(その分、良品週間の対象からは外れる)。
これを見逃す手はない。即座に一つ購入した。
野帳やiPhone Xを入れてみるとぴったりのサイズだった。本体は軽くて丈夫だ。ショルダーの部分は少し弱いかもしれない。
無印の愉しみ
無印良品というブランドは楽しい。個人的な意見では無印良品のラインナップで、次の特徴を持つものを掘り出して眺めるのが楽しい。
1. いいもの
2. 安いもの
3. ぶっ飛んでるもの
このすべてがどのラインナップにも見出せるわけではない。むしろどれも少数派だ。だからこそ見つけると楽しい。
例えば最近、先の良品週間で購入したのは万年筆だった。
これは1から3のすべてを備えていると思う。なんと1,090円である(実はこれに1,000円のペリカン製コンバーターを装着したので実質2,000円なのだが、それでもかなり安い万年筆である)。
この万年筆については簡単に説明することができない。ニブは鉄で、筆記の触覚刺激は金ペンに及ぼうはずもない。金ペンのカスタム74は、定価にしてこの無印ペンの10倍である。
なのにもう、なぜか肌身離さず持ち歩くようになってしまった。
なんというか、この軸である。
カスタム74は予算をニブにぶちこんでいるようにさえ思えて、軸に物足りなさを感じ始めてしまっていた。
立派に沼に足を取られていたのだ。
この軸、キャップから首軸以下までまっすぐになる。程よい重さがある。キャップを外して尻につける時もまっすぐになる。ちょっとびっくりしてしまった。
そもそもこのご時世に、ブランドの中で万年筆を出しているということそのものが、尖っている。しかもそれがキレッキレのデザインだ。
もっとも、デザインがいくら良くとも、ベースとしての書き味が良くなければいけない。しかしこれも、試し書きをしてあまりに自分のある種の理想にストライクしてしまって、一気に惹かれた。
廉価な万年筆といえばカクノである。カクノのペン先はパイロットのお家芸で、思いっきりペン先に資本を割り振ってしまっているようにさえ見える。その結果やはり、カクノは素晴らしい。
それでも、無印ペンの軸の魅力を無視できず、ままよと買ってしまった。
手持ちのカクノに入れたインクを使い切るまではぼちぼち眠っていたのだが、使い始めるとハマってしまった。
他にも例えば、定番中の定番である「体にフィットするソファ」は、決して安くない。しかし1と3は揺るがない。
かつて私が愛用していた「つなぎ」も無印で売られていたものだ。これも完全にぶっ飛んでいた。
こうした例の中に、サコッシュも間違いなく入ると思う。
200円引は10/25,26,27の三日間限定らしいので、興味を持っている人はあと2日のうちに手に取ってみるといい。
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