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トルコで引っ越しのために家探し・3・貸主さんとの関係は大事

*シリーズで書いています。1はこちら ↓


トルコの古い家は後からよくリフオームをしているところが多い。

・窓を木枠からサッシへ変える

・タイル張りの床からラミネートフロアへ

・玄関の扉は木製の扉から頑丈な防犯対策がされた扉に交換

・トルコ式トイレ(日本の和式に似ている)を洋式トイレへ変える

などなど。

物件の中には、貸主さんがもともと住んでいてキッチンやサロン、バスルームなど色々と手を加えており、アパートの外観は「古っ!!」と思うが、中を見てみるとなかなか良い物件もある。

しかしそういう家は、貸主さんの思い入れが強い時がある。「綺麗に使わない人には貸さないぞ!!」と入居する条件が厳しかったりすると、「ここの家の貸主さんは面倒臭い」となり、良さそうな物件でも避けてしまう。

そうかというと、この部分ちょっと汚いなとか、使いづらそうだなと思うとこがあり貸主さんと話していると、「家の契約後、工事してくれたらいいよ。希望があったら言って」と言ってくれる貸主さんもいた。

貸主さんとの関係は、外国人だから特にトラブルを避けるためにも重要だ。私はどんな貸主さんか気にしながら家を見て回る。あとあと面倒なことになるのは嫌だ。お金が関わることは人間関係を壊しやすい。

見て回った家の中には、建物、敷地全体が貸主さんの所有のため、貸主さんが自分で増築したらしい家もあった。見た感じ家の作りは問題なかったが、部屋に入ると、何故か違和感を感じた。何だろう??とよくよく考えてみると、床が並行ではなかったのだ。

業者が建てた家でも微妙に床が並行ではないかも?ということはある。その家は部屋に立っているだけで違和感があったので、かなりゆがんでいたのだろう。作り的に面白い家で興味はあったが、残念ながら候補からは外れた。

そんなこんなで、たまに同じ不動産屋さんに当たったりして「まだ家探ししてんの?!」と言われながら、私たちは二、三か月は家探しをしていた。

次回に続く。

*続きはこちらです ↓



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