円安を正当化したいクソ言説が見られるのは欧米ビジネス村のイジメの傍証
記事を書いたら、又しても色々と難癖つけられてる日本w
哀れだね。
発端はこれかな?w
当方がトルコや英国の話を書いたでしょう?
すると、どうなったか?w
反応があったのかな?
当方は英語が殆ど分からないので自動翻訳でしか読めないが、揶揄される英語文の "This is a pen." 風に言えば
This is silly mistake !
ですね。
普通のネイティブが使わない表現だろうとは思うが、日本人として一言言っておくわ。
決定的な間違いmistakeは、『Japan's debt』という、経済学上では明確に区分されるであろう、「政府債務」と「一国の債務」を混同するように記述している点である。これは、事情に疎い人々を錯誤に陥れる際の手口であり、ペテン師がよく用いたりする。その典型は「消防署の方から来ました」。
参考までに、日米の債務比較をしておこう。経済(学)関連界隈の有識者にとっては、新規性が皆無で常識でしかないが、欧米方面ではそうでもないらしいので、親切心でド素人の平易な説明を書いておこう。
まず、"Japan's debt" という存在自体が、嘘っぱちである。日本は大借金帝国の米英とは違って、「世界一の対外債権国」である。貸してる側であって、借金の多い米国・英国とは立場が異なる。
例えば英語記事でいえば
この記事からも分かる通り、日本という国はネット借金額の多い米国や英国とは異なり、債権額が債務額を完全に超過している国である、ということだ。
だが、上記ツイートで「Japan's debt」なるインチキ言説を並べているのは、明らかに経済学的な論点を無視しているということだ。
日本は公表しているが、米国の対外債務の中身は不透明のままだろ?(笑)
米国は家計、民間企業、政府、海外の債務残高の全容を隠蔽したままだろう?
米国経済の惨状を再確認しておこう。
2010 2024 増加率
国債累積残高 12.0 34.2 +185%
対外純債務 -2.5 -18.0 +620%
(単位 兆ドル)
世界一の借金大国は、誰が見ても米国であって、日本などではない。債務増加率を見ても、先進国中ではぶっち切りで増加している。これが現実だw
同じく日本も見てみよう。
2010 2024 増加率
国債累積残高 3.98 6.90 +73.4%
対外純資産 +1.57 +3.02 +92.4%
(単位 兆ドル)
日本は対外純資産 net external assets が1.45兆ドル増加したが、米国は海外に対する純債務が15.5兆ドル増加したのだよ。つまり「USA's debt が15.5
兆ドル増加」したってことを言っているんだが?w
同じ期間、日本は債権を1.45兆ドル増やしたのだが?
米国のような借金を増やしたわけじゃないぞ?
それなのに、「日本の借金」と杜撰な言説を垂れ流したツイートは、ある意味印象操作ではないのか。NETの債権額が増加したんだよ、日本は。
日本の経済構造の問題点は、政府債務比率が高い、ということであって、それは日本国全体の対外債務ではない。殆どが国内での債務負担だ。
経済的な説明する時、せめて
Japan's debt
と
Japanese government の fiscal debt
の明確な区別はつけるべきである。日本政府の財政赤字問題とか累積債務問題があるというのはアホでも知ってる話だが、その事が海外投資家勢にとって危機的に作用するかといえば、そうではなだろう?
貧乏国日本を責める前に、金持ち高金利で通貨高の英国やドイツが、どうしてIMF・世銀や国連、WHOの分担金が日本より少なくしか払わないのか、その理由を説明してみろ。
盗人猛々しいというのは、人間の真理であることを欧米グリード勢が実証してくれましたね。
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