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イラストの上手くなる過程と脳汁

こんばんは、インターネットお絵描きマン なつのりです。

自分がイラストが良くなっていく過程で手ごたえがあったことをまとめていこうと思います。私自身まだまだ精進のさなかですので、あくまで参考程度に・・・

①自分の想像通りの線を引ける努力量
②神経を通しながら線画を描く過程
③絵を描かない時間に高める解像度
④塗りの時の見本やサンプリングの用意

①努力量についてですが、これは私は幸運にも美大受験とその課題で恐らくクリアしてきました。もちろんまだ発展途上ですが、初めて見るものでも大概は描けます。クロッキー、デッサンの効果ですね。そのおかげで背景や小物を描くのは苦ではありませんでした。今からこれを練習しようと思っている方がいましたら、単体で練習するのではなく、推しに持ってもらうことや、推しを立たせた風景など、推しキャラに手伝ってもらって少しずつ練習するのがいいと思います。

②神経を通して描くというのは、ほかの人に伝わるかはわかりませんが、線画の最中に「なんだかよく分からないけどとりあえず終わらソ」って思い始めたら注意です。たぶんその線全部後で直すことになります。画面の絵まで自分の一部だと思って描けてると、上手くいくんですが、たぶん感覚的なものなので人に伝わらないかもです。とにかく、線画は集中が大事ですね。

③絵を描かない時間。これは結構重要です。絵のお題が洗練されていればいるほど、多くの人に見てもらえる魅力を備えるでしょう。(体感)画力で無理やり人を納得させる方法もありますが、キャラのポーズ・設定・魅力・構図・配色などは 8割がた描く前に決まる内容です。信長的に言えば、戦争が始まる前に戦争の結果は決まってる的なアレです。この描かない時間に、「あのキャラ何してんのかな?」「ここにいたら何してんのかな?」とか「このご飯おいしかったから推しにも食ってもらいてぇわ」みたいな半ば幻覚を見ていると生き生きとした画面が立ち現れることでしょう。やぁやぁ我こそは、お絵描きをするぞ!と机に向かってから考えると、私は安定をとったりやいつも通りのものを描いてしまうので、普段から幻覚を見るようにしています。

④塗りに関しては、完全に見本の絵師を探して、「ほぉ―こんな色使うのか」「うわーキラキラしてるー!キラキラさせたーい!」とサンプルの分析や研究を普段からしてます。パクリではなく研究です。ハイライトの色味、反射光の濁り、光源と鼻上の光、髪の描線と解釈などなど、勉強させてもらうことがたくさんあって、それを自分の作品に取り込むことで数段見栄えする作品になります。もうこの時だけはプライドは捨てます。だって、あっちの方がキラキラしてんだもん。とはいえ、そんな器用に完璧に写し取れるほど私は上手くないので、あくまでニュアンスを取り込んでできることを増やしていく。という感じです。偉大なる先駆者様方の発明の恩恵にあずかっています。日々日々勉強です。

最後に+αですが、最高のモチベーション維持はやはり見てくれる人の反応ですね。描く→反応もらう→嬉しい→描くは永久機関なので、人間は社会的な生き物だなぁと痛感します。いつも私の絵や漫画に反応してくださる方に感謝を記して終わります。

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