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某、美論

お笑いが好き、お笑いサークルが好き
その気持ちに嘘偽りないが
正直特定の人に依存してるからじゃないかと思って考え込む
その依存先というのが
慶応義塾大学お笑い道場O-keisのI.M.さん
(学生芸人を引退されてるので名前はイニシャルで。)
男女コンビで大学生ながらM-13回戦進出
NOROSHIでも好成績、大学芸会かなんかでは2位になるなど名を馳せた人だった
ネタも書いて、スマートで、とにかく漫才が面白かった。
そんな彼(厳密に言えばコンビに)強い憧れを抱くようになり、私が勉強をして成績を上げるきっかけになったのもそうだし、喋り方も、熱意も芸風も、
そして私が下ネタを言うようになったのも
完全にその人のTwitterのマネをして耐性を付けた事が原因(?)だろう
とにかくその人になりたくて、その人に会ってみたくて必死だった
でも、頑張ったとてその人にはなれないし
会えない。
その人にとってお笑いは多分ガクチカでしかなかった
普通に就職してサラリーマンをして
ときたま鍵垢のTwitterでツイートして
草野球チームに所属して
M-1は欠かさず出てるっぽいけど彼女と出てたり1回戦落ちだったり
かつての憧れだった、いや今でもあの時の彼に憧れている
そんな人が、見る影もなく落ちぶれてしまった。
何か悔しくて、寂しくて悲しくて、憎くて
涙が出てくる時がある
CCCだってそう。
髪が長くて下ネタ多かったから
リンクして見えた人。
目が綺麗で色黒だからあの人がダブる人。
口悪くて愛嬌があるから重なって見える人。
全部全部全部、きっと素敵だった頃の尊敬したあの人を思い出す。
素晴らしく輝いて熱意のあったクールでスマートな、口が悪くて治安悪い、イタくて
投票したらサークルの中で面白い人と面白くない人両方で1番になるような
存在が喜劇だった
美しいものは限りがあって儚いからこそ美しい
出来ればこんな糞論理信じたくないけど
いつかは忘れられる日がくるんだろうけど
今はただただ悲しいだけ

でも、やっぱりCCCが1個のものとして
本当に好き
全員面白くて、人間味があって、お笑いサークルらしくて
演者全員が芸人になって欲しいくらいだけど
まあそうはならんやろうね

儚いからこそ美しい
私が大っ嫌いな別れと大好きな美しさが共存しているのが美しさ
なんて国語のテキストの受け売りかもしれないけど

CCCに触れる中でで1歩ずつ、また前へ進み出してる
これからも美しく生きててね皆

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