中国でニャンコを飼ってみたら・・・　その3

続きから。。その3

何の相談もなく、連れて帰ってきたニャンコを見て、義母は不愉快を隠そうともせずこう言い放ってきた。
「日本に帰るときも、そのネコを連れて帰って！　私は面倒見るの嫌だからね！」

当然そう言われるのも想定内。そもそも、陰謀なので怒られるのも致し方ない。　あとは嫁と義母との親子間で話をつけてもらうしかない。

「婿殿もいながら、どうしてネコを買ったのよ？」
まともに答えても火の粉がこちらに降りかかるのは間違えないので、
「我不知道！我真的不知道！」
（わかりません、ほんとに何を言ってるのかわかりません）と、とぼけた中国語で逃げまくりなんとか、怒りの火の粉からやり過ごしたいところである。

しばらくすると、ペットショップの店長がサービスと約束してくれた、ニャンコハウスを持参してくれた。

なんじゃこれは!!?
ハウスというより宮殿のよううだ。
こんな大きなハウスなら置き場所に困ってしまうではないか!。

思案した結果、寝室のスペースにニャンコ宮殿を設置することにした。
よおくご覧いただきたい。豪華な２階建てで
１階は豪華・ニャンコ専用トイレ（消臭及び排泄物清掃作業付き）
２階は豪華・ニャンコ一匹様専用ベット
さらに　ロフトもあり、さらにハンモックも付いている。いかに中国のニャンコは恵まれてるのだろう。日本のニャンコファンの皆様にもおわかり頂けるであろう。

それに比べて某はトイレ、ベットと、すべて嫁と共同であることは書き記す必要もないが。。。

この宮殿はニャンコのくつろぎと睡眠の場であり、食事やお遊びは我が家のすべてのスペースを共用できる。
まさに我が家のビビり犬にとっては、羨ましさを超え嫉妬しそうなニャンコへの贔屓ぶりである。