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一瞬だけど大事にいきる。

noteをお休みしている間に、引っ越しをしました。

築40年の一軒家で、ベランダからの眺めが最高です。

ベランダからの朝の一枚

家に入ると畳の匂いがして、押入れからはおばあちゃん家の匂いがして、ドアがギィギィ鳴ったりして。家にいるとノスタルジックな気持ちになり、ニヤニヤしちゃう。

なにより、庭から40年の命たちの存在を感じます。雑草を抜いていくと立派な木の幹が何個も出てきて、根がしっかり張り巡らされています。土を掘り返せば大量のダンゴムシやら幼虫やら出てきて、もう一つの世界がそこに…。

この家に引っ越してきてから、私は月日が流れていく中、一瞬だけ存在する生き物なんだと感じることが多くなりました。

この家にとっては私たちは一時的な訪問者で、少しの間共存して、去っていく存在なんだと…。ダンゴムシは一時的に庭を借りて命を使い、私たちは同じ土地の建物を借りて命を使う。

たかが築40年と思われるかもしれませんが、なんともしっかりした家なので「この家は私より長生きするのだろう」と思うのです。私たちが暮らすのは、この家からしたらほんの一瞬(賃貸だし)。

一瞬だけど、大事に生きようと思いました。ここに住んでいる間に、私はどんな人間になっていくのかな。変化はあるのかな。

楽しみなのでした。

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2024年のテーマは、やめるまで楽しむこと。手放すことを恐れず、その瞬間までを楽しめばいい。そんなハマダのこだわり記事はこちらに収めます。


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ハマダユイ
ソーシャルワーカー12年目。大学教員をやりながら、相談室バオバブで個別相談を受けている。精神疾患にまつわる悩み事、家族のこと、人間関係のこと、仕事のこと…。いろんな人と一緒に作戦会議を開く毎日。

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