人付き合いの上手な人がしていること
こんにちは、相談室バオバブの濱田です。フリーランスのソーシャルワーカーをしています。
突然ですが、私は人との付き合い方を、自分の中で上手にコントロールできていると自負しています。人付き合いが上手。
人付き合いが上手かどうかって、人に決められることではなく、自分が感じること。
「あの人、人付き合いがうまいよね」と言われていても、実は苦しんでいる人はいっぱいいます。
自分で「人といい関係築けてるわ〜」って思ったら、もうそれは人付き合い上手!と認定するのが濱田式。
では、どんな人が良い人間関係を築けているのかな?ということですが、私は
人付き合い上手=線引き上手だと思っています。
盛り上げ上手でも、ムードメーカーでもなく、線引き上手。
聞き上手でも話し上手でもなく、線引き上手。
線引き上手って言うと、なんだか冷たく聞こえるかもしれません。
でもこの線引きを上手にできる人ほど、安定していて、温かい人だと私は感じています。線引きがないというのは、相手も自分もごっちゃになって混乱している状態。
線があって初めて、私たちは人間✕人間のお付き合いができるのです。
では、線引き上手の説明、いってみよう!
3つの線引き上手
私たちに線引きが必要となる時はどんな時かな?と考えました。
共有の線引き
感情の線引き
財産の線引き
考えてみると、この3つを私は大切にしています。
なんか、文字的にもバランスが良くて嬉しいですね。
一つずつ、説明していきます。
共有の線引きが上手
共有の線引きは、自分の情報(電話番号、住所、経歴など)や、自分の話したいこと(悩み、プライベートなことなど)をどこまで共有するかを、自分で選んで線を引くことです。
自分のことを、誰と、どこまで、共有するかを選ぶ。
簡単なことに聞こえるかもしれませんが、うまくいかないこともあります。
私たちには、空気を読んで自己開示しなきゃいけない場面がちょこちょこあります。
それに負けずに、自分のことを共有することを選択すること。
それが共有の線引きになります。
そういうことがあっても、全然良いのです。共有することと大切にすることは、また別の話。
感情の線引きが上手
次に必要となる線引きは、感情の線引きです。
これは、相手の感情と自分の感情の間に、線をちゃんと引けること。
こんな風に、相手の感情と自分の感情がごっちゃになっちゃうこと、ありませんか?
相手が悲しいのは相手の自由。その責任をとることはできないのです。
そして、相手を愛するのは自分の自由。相手の愛し方は、相手の自由。
この線引きができる人は、とても温かいと感じます。
その人と一緒にいると、どんな感情でも許される。無理に元気なふりをしなくて良い。悲しい時はメソメソしていて良い。「せっかく一緒にいるんだから、楽しんでよ」なんてことは言われない。「もっと愛してよ」なーんてことも言われない。
それはとっても温かい。
そして、自分も感情の線引きができるようになると、相手がどんな状態でも尊重できる。相手が怒っていたとしてもひっぱられない。自分の感情をしっかり守ることができる。
これもまた、とっても温かい。
感情の線引きは、お互いを尊重する大切な行為なのです。
財産の線引きが上手
財産の線引き。それは自分のもつ財産(お金・時間)をどこまで使うか、自分で選ぶことになります。
お金はわかりやすいですね。
自分が相手と過ごすために、どれくらい予算を使えるか。
もし「お金貸して」と言われたら、その人に貸すのかどうか。
これらは、自分で決めているほど心地よく人と付き合えます。
同時に、時間も私たちにとって大きな財産です。
自分の時間を、誰とどんなことをするために使うか。
こんな風に線引きしていくことで、Aちゃんと遊ぶ時は全力で楽しめる自分でいられます。これもとっても温かい。
これが財産の線引きです。
終わりに
私たちは、誰かを優先して自分を後回しにすることが美徳であるかのように、ずっと教えられてきました。
それを信じてきたから、ついつい自分と相手の境界線がごっちゃになってしまう時があります。自分を優先すると、誰かを大切にしていないかのように感じてしまう。
でもでも、自分と相手の間にちゃんと線を引いて、自分を尊重することが、相手を尊重することになるということを知ってから、私はとっても人間関係が楽になりました。
読んでくれた皆さんにも、伝わったら嬉しいです。
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