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【採択者紹介】リジョイス企画 ~『音楽が日常にある風景の創造』~

全国・世界・地元から、福島県浜通り12市町村にて芸術家が滞在制作をする「ハマカルアートプロジェクト」(経済産業省令和5年度地域経済政策推進事業(芸術家の中期滞在制作支援事業)。

その採択プログラムのひとつ、リジョイス企画による
『音楽が日常にある風景の創造』をご紹介します。

第1回目として今回は

  • 嶋田雄紀さんについて

  • 大熊町での取り組み

をお伝えしたいと思います!


【滞在芸術家 嶋田雄紀とは…】

嶋田雄紀(しまだ ゆうき)さんの紹介 ー
※ 表紙の写真は滞在芸術家の嶋田雄紀さんを中心とした大熊クラシックのメンバー

1995年熊本県生まれ。信州大学経済学部経済学科卒業。
5歳よりヴァイオリンを始め、主に竹林幸氏に師事。
中学2年生から高校3年生まで東京ジュニアオーケストラソサエティに所属。
信州大学交響楽団では2017年コンサートマスターとして
サントリーホール公演を含む第100回記念定期演奏会を開催。
テレビ番組「題名のない音楽会」へ題名プロ塾第2弾の塾生として出演し
葉加瀬太郎氏より指導を受け、最終審査では多くのアーティストと共演(2021年)。

福島県での取り組みとして…
ボランティアで大熊町のKUMA・PREやパレットおおくまでの演奏経験など
震災後から大熊町や浜通りへ数多く訪問。

滞在芸術家のバイオリニスト 嶋田雄紀さん


【企画概要】
『音楽が日常にある風景の創造』

場所は東日本大震災で発生した原発事故を受け、帰還困難区域になった大熊町。

嶋田雄紀さんを中心としたコレクティブチーム(通称:大熊クラシック)が、
大熊町立『学び舎ゆめの森』に通う子供たちとともに、町内で流れる音楽の制作を行います。(完成した楽曲は、町内放送で流れる予定)

また、今の大熊町はクラシック音楽のアーティストの出入りが極めて少ない状況であり、音楽家と町民が共に音楽を楽しみ、生演奏の機会を拡充することを通じて、
地域の交流と活気を促進し、音楽を媒介に町内外との結びつきを深め、
大熊町の賑わいを創出することを目的としています。


大熊町役場でのランチタイム演奏会


滞在期間中には、公式LINEアカウントを立ち上げ
次回イベントの案内や報告などが随時配信されています。
https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=870wkfcj



次回は滞在制作期間中の模様をお届けします!