台湾行き当たりばったり一人旅 Part1
■成田エクスプレスでうにごはん
特になんの説明もなく食事シーンから始まっているこの旅行記だけど、うにごはんに夢中で成田エクスプレス本体を一切撮ってなかったです。
今回の旅行期間は2018年12月18~23日。Part1は高雄の三泊分です。
旅行記は鮮度が命なので、一気にかき揚げます(かき揚げるな)。
うにを食み 痛風街道 まっしぐら
もうてんこ盛りのうにだ。痛風加速装置として、いくらもある。
車窓からは冬の澄んだ空気の中をぎゅうぎゅう詰めになった山手線が走っていくのが見える。
「働かないで食べるメシは美味いか?」→ふっふー♪ 美味しいもーん♪
背徳感で胸がいっぱいになったので、この旅行は終了とさせていただきます(まだまだ終わらないぞい)。
■気づけば高雄でビールを飲んでいた
旅行記を編集して気づいたのだけれど、成田空港や乗った飛行機、高雄に着いてからの写真を全く撮っていなかった(こいつなんのためにカメラ持っていったんだ)。
ちなみに今回はチャイナエアラインのCI103便(成田12:25→高雄15:55)に乗りました。平日のしかも台北ではなく高雄便とあり、ほぼ台湾に帰るお客さんが多かったです。もし乗る人がいれば、めちゃくちゃ冷房が寒いので防寒対策をしていったほうがいいと思います(重要アドバイス)。
ホテルに荷物を置いて、早速高雄の街に繰り出すぞい!
LRTに乗って終着駅の哈瑪星(はません)で降りてからやってきたのは、「掌門精釀啤酒 高雄棧貳庫店」。
台北にもお店はあるんだけど、いつも混み混みなのでゆったり飲む分にはここの店がすき。
たっぷりのタップリスト、全て自社製造のビールだから驚きだ。
しかもそれぞれ高水準の味わいなので気に入っている。調子に乗って早速ビアフライトを頼んでしまった。
うーん、ゆったり……ていうか俺以外お客さんいねぇな。
オシャレな内装、美味しいビール、しかも海辺(写真はない)。
この三拍子が揃ってなんでガラガラなんですか!
えびを炒めたのん。
台湾料理全般に言えるんですけど、にんにくアホほど使うから好きです。
あとこういう殻つきの海老食べるときって、ちょっと迷いません?
「あの日本人、海老を殻ごと食ってやがる」って笑われるのもちょっとアレだなぁとか思いながら、頭だけ残して殻ごとバリバリ食べました。
やっぱ海老は殻ごとが最高ですね。
こいつまた景色撮らないで次の店行ってますよ。
次の店は「浪人酒造 手作麥酒工房」です。
浪人っていっても、サーファーという意味なので勘違いしないでよね!(なんだこのノリ)
日本語メニューもありますし、店長は日本語が達者です。
「お昼は岡山地区でビールをつくって、夜はここでお店やってる」と店主。
どブラックやんと内心ドン引きしながら、「大変じゃないですか?」と尋ねると「少し大変。だけど楽しい」とのこと。
うふふ、楽しければオッケー☆
お店のなかはこんな感じ。
もとは沖縄居酒屋だったのを方向転換したそうだ。
「そういえばおすすめのビールある」と言って、奥の冷蔵庫から取り出してきてくれたのはココナッツポーターのボトル。
原料にはかなりこだわっているとの触れ込み通り、ココナッツのオイリーな香りがどしっと広がる仕上がり。ただし甘ったるいというわけではなく、ほどよい焙煎感を残しながらキレていく、面白い味わいでした。
浪人酒造を後にしたんですけど、なぜか俺小籠包とビールやってますね。
多分屋台で買ったんですけど、どこで食ったのかは覚えてないです。
なんでこいつコンビニで牛肉麺買ってるんでしょうね。
いろいろと生き急ぎすぎだろと思いつつ、一日目は終わります。
■異国での動物園は基本
壮絶な二日酔いで目を覚ましました。
二日目なので二日酔いです。覚えやすいでしょう。
85大樓にある一泊3,500円の部屋から見える景色が、頭痛のせいかうるさく映ります(自分が悪い)。
↑打撃フォームが落合博満に似てる。
全裸でフルーツを食べてから、部屋を出ました。
昨日暴飲暴食をしたせいか、お腹の調子がよくないです。
異国の地でうんこ漏らすのも嫌なので、ちょくちょくMRTの駅で用を足しながら散歩をしています。
二時間くらい歩くと、野生の猿に出くわしました。
前を歩いていたカップルに襲いかかっていたので、気分が晴れやかになりましたね。
はい、「壽山動物園」までやってきました。
紆余曲折は書いていませんが、野犬に追いかけられる山登りをしてまで徒歩でここまでやってくるのはオススメしませんので、皆さんはぜひバスをご利用ください。
この動物園、コンパクトにまとまっていていいですよ。
台北の動物園はやたら広いくせに動物は遠くにいすぎて「植物園かよ」とがっかりしたので、ここは普通に動物園してておすすめです。
哈瑪星まで降りてきました(もちろん徒歩です)。
LRTの終着駅なので、停まってますね。
駁二芸術特区らへんをとことこ歩きます。
しかしまぁ高雄は暑い。半袖短パンでも汗がでんでこ滲みます。
期間限定のムーミンストアですが、ここまでされると怖いです。
海です! 周りはアベックだらけでした。
え!! おなじ値段でステーキを!?
本当はフェリーに乗って旗津島に行こうとしたのだけれど、フェリーに並んでる人たちがいっぱいいすぎてつまんなくなったので、やめました。
■牛肉麺じゃ!
気づいたら日が暮れていたので晩ごはんです。
お宿から近くて気になっていた「牛老二牛肉麵館」。
すげぇ人だぁ。
メニューはこんな感じ。
数量とテーブル番号を書いてから、店員さんに渡しましょう。
牛肚です。醤油で煮込んだトリッパですね。
ビールがすすむ。
くうしんさい!
塩気はほとんどなく、にんにくの風味が香るうめぇやつ。
わあい牛肉麺、あかり牛肉麺だいすき。
ここのスープは八角がきいてなく、うどんダシのようにするするいける日本人向けの味がします。麺も細ちぢれのうどんのそれといった感じ。
牛肉はほろほろでおいしー!
申し訳程度に高雄の夜の景色を載せておきます。
てくてく歩いてたら、「掌門精釀啤酒 高雄ChaCha店」見つけてしまったので、入ります。
意志薄弱マンです。
タップ数は少なめですね。
今日はさくっと飲んで、部屋に帰ります。
■台南に行ってみよう
三日目も全裸でフルーツ食べながら、朝の爽快なひとときを過ごします。
東港にマグロ食いに行こうかなと目論みましたが、水揚げの時期とは外れていたので台南に行ってみることにしました。
高雄駅に着いた途端に悠遊カードを紛失していることに気づき、軽く焦りましたが(スペアのカードを持っていたからよかった……チャージされてた1,000元はおじゃん)、なんとか自強号に乗れました。
悠遊カードがあれば自強号にも乗れるもん! ドア付近で地べたにも座れるもん!
はい! 台南着きましたー!
たぶん40分ぐらいじゃないですかね。
駅前です。タクシーがぶりぶり出てきて可愛かったです。
下調べゼロなので適当に歩くとします。
ハリボテなんかーい。
謎の市場です。
ちょくちょくスクーターに轢かれかけましたが、これも台南の魅力の一つですね。
ヲタクショップもありました! 品揃えはまぁ……うん……。
観光地に来てみました。
建物がすごい以外なにもわかりません。
うわ、字こまけぇー(無学)。
■なんもわからんしメシ食おう
これ以上学のなさを見せつけてもあれなので、メシにします。
適当にほっつき歩いてたらそこにあった、「牛肉の場」というところ。
牧場直営とあり、期待が持てます。
肉燥飯と牛レバーの入ったスープ。
肉燥飯は牛肉が甘辛く煮付けてあって、これがご飯を加速させます。
スープのほうは優しい味わいに新鮮なレバーが最高に美味いですね。
二軒目は度小月です。
入店するやいなや、「歓迎光臨!」とスタッフ全員の挨拶がこだまし、ここ本当に台湾かとちびります。
いかにもな高級店的な佇まいに半袖短パンで行く、チャレンジ精神を評価してください。
度小月といえば、言わずもがな担仔麺。
おろしにんにくと豚肉の肉燥の味が強く出ますね。パクチーもいいアクセントで美味しい。間違いのない味です。
それよりも感動したのがこの風味老豆腐。
麻辣なオイルに浮かぶのは厚揚げ……。旨みたっぷりの味噌を表面に塗って香ばしくなるまで焼き上げていて、もう最高に美味しいです。
ネギ・パクチー、ナッツのアクセントも小気味よく、度小月に行ったらぜひ頼んで欲しい一皿ですね。
下に申し訳程度に謎市場載せときますね。
■高雄に帰りました
台南もほどほどに楽しんだので、帰ってきました。
こいつまた「掌門精釀啤酒 高雄棧貳庫店」で飲んでますよ。
しかもインスタ映え(笑)を狙ってカウンターにしたら、直射日光でアホほど暑かったので15時ぐらいのこの席はおすすめしません。
あと、外にいた現地の高校生の女の子二人がしきりに俺の写真を撮ってきたのはなんの意味があったのでしょうか? 今でもわかりません。
LRTに乗って帰るもーん。あの正面のでかいビルがお宿です。
晩ごはんだ!
またこいつ「牛老二牛肉麵館」に来てますよ。
今日は汁なしの牛肉麺を。
にんにくのきいた甘辛いタレがむちむちの麺に絡まってうめぇ……。
この店、店員さんも優しくて本当におすすめです。
そして写真はここで途切れているのでPart1は終了です。
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