学生を社会と繋げる、きっかけづくりのコツ
学生は、社会に出た時に役立つ「教養」「知識」「技術」などの能力を身につける。
又、この能力を習得するプロセスにおいて、「行動する力」「まとめる力」「発信する力」などの能力の実践をつむ。
マイナビでは、就職の際に求められる能力を図のように業種別で数値化している。
学生が社会に出て、出来ることは、まだ少ない。なので、具体的にあるプロジェクトの中の、明確化されたタスクを1つ確実に遂行する事が第一歩だと考える。
「いきなりアイデア出しをチームでよろしく」
とか
「チームのスケジュール調整よろしく」
「みんなのタスクまとめて表にしておいてよ」
みたいなざっくりとタスクを混在させて任せようとしても、何から手をつけて良いのかわからないし、わからないこともわからないから質問すらできなしことも出てくると。
なので、まず、これをタスクに分けて一つずつ消化していく事で成功体験を得ながら、周囲との関係構築をし、そのコミュニティの役割を果たしていって、初めて社会との接点を見出す。
そして、その接点の中で新しい可能性を見出し、独自の戦略を導き出すことができ、その戦略が滞った時に、真にそのコミュニティの課題を発見する。
そんなプロセスで、個人と個人の繋がり→コミュニティの役割の発見→コミュニティの課題発見→地域の繋がりの創出→地域社会の課題発見
といった風に、分母が広がっていくのだと思う。
中川氏は「地方でまちづくりの仕事がしたい、新卒・学生でもできることとは?」の記事で、以下の3つの手順を書いていた。
学生の学校課題でのプロジェクト案を見ると、机上の空論のような具体性の無いものが見受けられるが、実際の学外コミュニティに属した経験の数で、その質が変わってくるのだと感じる。
まず、小さなプロジェクトでも、少しずつ社会と関わるきっかけを作ることが大事なのだと思う。
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