青天の霹靂
ちょっと、受け止められない報せを受けて頭がぐしゃぐしゃになっている。
言語化できないことほど苦しいことはない。怒っているのか、悲しいのか、やるせないのか虚しいのか、あるいはその全部なのか、回り続ける万華鏡のようにどこに向かうでもなく形を変えていく。
過ごした時間と、持ち寄った思い、のしかかる現実と出口のない旅。まことしやかに意味を持って見えてもなんの実体もない。そこにあったのは、それを信じたか、信じなかったか、だけ。
この感覚にはおぼえがある。結婚すると信じていた恋人から別れを告げられたときの、あのなんともやり場のない気持ちだ。
そのとき、そこに「未来」を信じた私と、信じなかった彼がいただけの。
告げられた事実だけが脳をよぎっていく。わたしの答えと、あなたの答えは、重ならない。
なんの必然性もなくて、ただ私とあなたがここにいて、その意味づけをしたところで、まあどこまで行こうが独りよがりで、神の采配など誰にも知る由もない。
与えては取り上げる、運命はどうしてこうも意地悪なんだろう。
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