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自分ドキュメンタリー

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日々、自分を使った実験をしては、気づきなどをこつこつ記録しています。
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明日

明日

 散歩したい。
 川べりを歩きたい。
 天気はどうかな、

 水辺は好きだ。なんとなく落ち着く。
 森も好きだけど、それはどちらかと言うと水を湛えた気配がするからだ。
 それに気がついたのは最近だけども。

 バタフライ・エフェクトだ。
 私が一歩動けば、ピタゴラスイッチ的になにかが変わる。

 なんだかそんな気がする夏。

ものぐさが高じて、って言わないで

ものぐさが高じて、って言わないで

 遂に、人間をダメにする環境を作ってしまった。

 これまでは、仕事は仕事部屋でと決めていた。いや、仕事に限らず、ベッドにノートPCを持ち込んだらゆるさないからね(意訳)と家族には言われていた。
 いかにもやりそうだとはじめから思われていたものだから、ノートPCを買った時にしっかり釘をさされた。

 しかし聞いてくれ皆よ、これは決してダラ思考からじゃあないのだ。
 仕事が立ち行かないのだ。

 こ

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尖ったものを、尖ったままで

尖ったものを、尖ったままで

 noteを再開して数日になる。

 歌も言葉も、なんとなく長いこと寝かせている期間が続いて、余計なもの――人がどうであろうと、自分にとって、余計であると決めたもの、がリセットされていることをほんのり願いながら、書いている。

 わたしは尖ったものを尖ったままでテーブルに出すのが怖かった。わたしのアイデンティティの原型はそこかしこに棘を持っていて、それが他人や、自分を傷つけていくのが怖かった。

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揺れたくない

揺れたくない

 ことに、揺らぎと変化に弱いことは昔から自覚している。

 ある種、悪意や中傷や攻撃よりも、内側から揺さぶられるものの方が怖い。つまるところ、わたしはわたしのことがいちばん怖い。

 始末の悪いことに……。

 人の手が届かない。救いは自分自身しかない。夜よりも、朝の方が残酷だ。
 人々の日常とのコントラストが最も強くなる時刻。
 この、根源的な空虚は薬で埋められるものじゃない。

 安住の地も愛

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ことばに濾しとられたのちに残るもの

 一年前の自分は、他人。

 どうやら、「いま」にしか生きられない人間のようなのだ。
 幸か不幸かわからないけど。

 昔、自分の書いた日記は二度と読み返さない、読み返すのが恐ろしいと思っていた。
 その時その時の最大瞬間深度の闇がそこに詰まっていそうで、蓋をしたら二度と開けられない、開けたら大変なことになるような気がしていたから。

 だけど、媒体を紙からwebに変えて、それなりに綺麗にまとめる

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