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僕と君と「WOWとYeah 小室哲哉 起こせよ、ムーヴメント」のこと


◾️神原一光「WOWとYeah 小室哲哉 起こせよ、ムーヴメント」

読了。

10代の頃聴いた音楽が
その後のその人の趣向に影響すると
何かの研究レポートで読んだ事があります。

特に14歳、15歳の頃
ミュージシャンもその頃聴いた音楽の影響を最も受けると聞いています。

僕が14歳、15歳の頃は小室ブームの中期から後期に差し掛かる頃でした。

trf
篠原涼子
浜ちゃん

その傍でシンセサイザーやギターを弾く小室哲哉さんの姿。
プロデューサーがバックで楽器演奏をするという光景は非常にメッセージ豊かで『私がこの曲を作っています』というアピールにはこの上ない演出でした。

その繰り返しで「この人が小室哲哉か」と知りました。

そして、立て続けにミリオンヒットを出すものですから、僕は自然と『どんな音楽を聴いたり、演奏したりしたら、彼のように時代を彩る音楽が作れるのだろうか?』と思うようになり

TM NETWORK
TMN
を遡って聴き漁る10代を過ごしました。



WOW
Yeah

この2つの言葉をフィーチャーし、タイトルに据えた神原さんのセンスに共感致します。

小室さんの楽曲にはWOWとyeahは数多く出てきます。

●trfさんの「survival dance〜no no cry more〜」
●TMNさんの「LOVE TRAIN」
●小室哲哉さんの「RUNNING TO HORIZON」
●H Jungle with tさんの「WOW WAR TONIGHT〜時には起こせよムーヴメント〜」

実に効果的にWOWもyeahも使われています。

小室さんが楽曲提供して、秋元康さんが歌詞を書いた乃木坂46さんの「ROUTE 246」はその小室さんの歌詞の特徴と言えるWOWをふんだんに使われていて、秋元さんなりの小室さんへのエールのように感じました。

神原さん著のこの本書は今の小室さんの様子はもとより、その生い立ちから振り返り、今から小室哲哉を知るという世代の方にも小室哲哉さんの事を分かりやすく紹介されています。

また僕は82年生まれで神原さんは80年生まれで、わりと多感な時に小室哲哉の音楽に触れた世代で、その捉え方も非常に共感できる内容になっていました。

小室哲哉さんは今も走り続けます。

最善を僕らは尽くす
君らも同じ
涙は見せない
汗も拭かずに

TM NETWORKさんの「DEVOTION」の歌詞の一部です。

僕は今も尚、小室哲哉さんの言葉に寄り添ってもらえてると思います。

僕またこの時代を走り抜けられます。


HLN

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