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15:自分が楽しむために介護サービスを使うのは、後ろめたい・・・。

こんにちは。

介護や認知症の悩み相談の

 Haluhaave(ハルハーヴェ) MISAです

介護や家事、はたまた認知症の対応で大変な女性の力になれば、

との思いで活動しています。

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ごあいさつ

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介護する方が、楽しむために介護サービスを使うのは、良いんです!
そんなふうに使っちゃいけない、と思い込んでいる方も多いのではないでしょうか?


介護サービスの中で、ご本人が施設に泊まる「ショートステイ」があります。
私がいた職場(介護老人保健施設 通称 老健(ろうけん))では、ショートステイサービスを提供していますので、その相談がたくさん舞い込みます。

家族の介護疲れを取るため、本人の療養やリハビリのため、などの目的で利用されることが多いです。家族との関係がギクシャクしている時の冷却期間をとる目的もまあまああります。
(夫婦喧嘩がひどくて、もう家にいたくない!と泊まられた方もいました。プチ家出、ですね。)

自宅や家族から離れて慣れない場所で泊まることに抵抗がある。目的が理解できてもそう感じる方は多いですね。
そうなると、ショートステイの提案をされた時に、一悶着起きることも。




冠婚葬祭などの大事なことのためだとしても、介護している家族が、罪悪感に駆られることもあります。

そう感じるのも理解はできます。が、

飛行機に乗って長時間の移動、現地での介護。これが大変難しい場合。無理して一緒に行くことのほうが危険かもしれませんね。
そう現実問題をお伝えすると、割り切りができる方は多いです。


本人より家族がショートステイを躊躇する場合が、家族旅行。


介護されているご家族のお子さんのために、夏休みに旅行する。

お嫁さんの実家へ皆で里帰りする。

海外で単身赴任している長男のところへ、嫁・孫が久々に会いに行く。



いろいろなお話の中で、

上記のようなことが介護でできなくなった。

子供がかわいそう、
実家の親に会えず辛い、
夫も私たちも寂しい

との声を聞くと、ショートステイの提案をすることがありました。
(ケアマネの方針・本人の条件などを確認した上でになりますが)

ご家族の反応は
「私たちが楽しむために、介護保険を使っちゃって良んですか?!」
です。

良いんです!
家族が旅行するときに、ショートステイを利用してはならない、なんて決まりはありません。
なんだったら、家族が旅行することで息抜きになるので、
「家族の介護負担の軽減」という、大義名分が成り立ちます
大いに利用しましょう。(もちろん、ケアマネさんとよく相談してくださいね)


罪悪感が家族になく、スパッとでかけられるパターンもありますが、

いずれにしても、可能な限り、居残りになるご本人にも理解・納得いただくのが良いですね。

※「あなたは連れて行けない」と、本当のことを言うと落ち込む方には、
説明を工夫してみてくださいね。

例:家族が入院しないといけない、のっぴきならない大変な用事があって、など。


無理やりお泊まりいただくと、家族が帰宅後に関係が悪化することもあります。(お泊まり中に荒れに荒れる方も中には・・・。)

説得方法は、ケアマネやショートステイ先の施設の方がアドバイスくれます。気兼ねせず相談に乗ってもらいましょう。


今日は

自分が楽しむために介護サービスを使うのは、後ろめたい

は、楽しんで良いんです!とお伝えいたしました。

家族が楽しく過ごし、心の余裕をもつ。
そのことで介護される方への優しさへつながる
 と思います。


ではこの辺で。


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介護が必要な方も、それを支える方も、楽しく豊かな生活ができることを願って・・・。


うまく行かなくても、落ち込んだりご自身を責めたりはしないでくださいね。


日々充分頑張っておられますので、そんな必要はないとわたしは思います。
責めたって良いことはありません。


「頑張ってるわ私!」と、ぜひご自身を褒めてあげてください。




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