オービスについて調べてみたの記事
0.はじめに
高速道路を走っていると、「速度検知」いわゆる「オービス」と言われる機器が設置されているのに気がつきますよね。
上の方に固定されているものから、道路横にあるこぢんまりしたものなどなど。
これまであまり意識したことがなかったのですが、これって今どうなっているんだ?ってとてもざっくりとした興味が出てきましたので、せっかくなんでちょっと調べてみました。
※ちなみにオービスとは現在では速度検知器全般のことを指す通称名になっていますが、元々はボーイング社の商品名だったみたいです。
1.目次
2.レーダー式オービス
現在、一般的なオービスはこのタイプだそうです。
走行中の車両に電波を照射し、跳ね返ってきた波長から速度を導き出す、だそうです。
レーダー式のオービスは、従来は「固定型」、今では「移動式」のものもあり、オービスを車で運ぶ「車型オービス」みたいなものもあるそうです。
そして、もっと小さい、1人で持ち運びが可能なほどに小型にされた「置き型移動式オービス」も出てきていて、市街地やゾーン30など入り組んだ細い道でも使われているそうです。
補足
固定式と移動式は、動く動かないだけの違いではなく、周波数の違いもあるようですね。
2-1.Hシステムオービス
レーダー式から少し派生した種類もいくつかあって、その1つみたいです。
仕組みは一般的な固定型オービスみたいなんですが、レーダーのパターンといわれるものが異なるシステムみたいです。これによって、探知機による発見をしずらくさせているとのことです。
あと、撮影技術も違っていて、こちらはデジタル写真となっているため、レーダー式オービスの仲間の中で、最も数が多いとのことです。
高速道路の走行車線の上に取り付けられているものの多くは、こちらになっているみたいですね。
2-2.LHシステムオービス
こちらは、ループコイル式(下記)+Hシステムオービスの仕組みとなっているそうです。 速度検知はループコイル式、撮影方法はHシステムオービス、という分業制です。
3.レーザー式
最近ではレーザー式が流行りになっているみたいで、レーダー式に代わって普及がしていっているようです。
特に、「移動型オービス」が注目されているようですね。
レーザーでスキャンすることで速度を算出する、という仕組みだそうで、レーダーと違って照射距離が短いため、探知機だと探知が難しくなるみたいです。
4.ループコイル式
これは、装置を地面の中に埋め込んでいるものだそうです。
装置は3つ、7mくらいの間隔で道路に埋め込まれていて、装置の上を車が通過する時に速度を測定しているそうです。
誤測定防止のため装置2つで計測して、この2回の測定が両方とも速度オーバーだった場合、少し先にあるカメラで撮影されるようになっているみたいです。
5.光電管式
光電管は、光源とセンサーから構成されており、車両がこの光のビームを遮ることでと、速度を計算できる、っていうとてもアナログチックなタイプだそうです。
あまり主要なものではないみたいですが、現在でも使われていて、むしろ好まれて使われる場合もあるみたいです。
6.余談
オービスと似ているものにNシステムと言われるものもありました。
Nシステムは、捜査のために使っている、ナンバープレート照会システムなようです。これは速度を検知しているわけではないみたいです。
7.おわりに
装置が目に見えてるものから見えていないものまで、いろいろとあるんですね。
上記を読んでいて、見た目で結局何が違うんだよ、なんて思われたかもしれません。
そうなんです。見た目からはどの種類のオービスなのか、正直違いがよくわからないです。
ただ、やっぱり、種類どうこう、オービスあるなし、に関わらず、安全運転が第一ですよね。
自分とっても他人にとっても。
命が関わる日常生活の一部の話ですからね ^ ^
ではでは。
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