築100年超の廻船問屋の米蔵で愉しむチェコスタイルのクラフトビール~「KOBO Brew Pub」
旧廻船問屋の古い街並みが美しい、富山市東岩瀬。
その街中に、かつて全国の長者番付にも名を連ねた馬場家が所有していた米蔵をリノベーションして誕生した素敵なビアパブがあります。
「KOBO Brew Pub(コボブリューパブ)」
チェコ出身の醸造家、通称コチャスが友人のボリス(スロヴァキア出身)とともに立ち上げたブルワリー・KOBO Brewery直営のパブです。
この日は気温35℃を軽く超えた猛暑日。
何はともあれ、まずはビールでのどを潤しましょう。
4種類飲み比べ!・・・は友人が頼んだもので、私は一番軽い夏みかんラガーをごくごく。
ちなみにその日の飲み比べは、富山の呉羽梨を使って醸した「馬場バイツェン」、「夏みかんラガー」、岩瀬の酒蔵桝田酒造店の酒粕を使った「ドラゴンエール」、そしてゲストビール日本海倶楽部の「ダークラガー」。
注文を受けるカウンターは杉の一枚板。ちょっと高いのは背の高いコチャスに合わせたから。そしてテーブルもものすごく立派な一枚板でできています。ちょっとグループでは座りずらいんですけどね。
ビールをいただかなくても、歴史ある蔵、美しい庭、そして素晴らしい店内を見るだけでも価値があります。
なので、ソフトドリンクを楽しんまれている先輩お姉さま方のお姿も。
でもやっぱりここのビールはぜひ飲んでいただきたい。
ピルスナーの故郷チェコで醸造を学んだ本格派ブルワー・コチャスのビールは伝統的なチェコの醸造スタイルで作られたもの。
パブ内に併設されたマイクロブルワリーでは、チェコの伝統的な味わいに、コチャスらしさ、富山らしさを加えたレシピでビールを醸していて、それはここのパブでしか飲めない限定品。
なのでここまではぜひ公共交通機関でお越しくださいね。車で行くとドライバーが悲しい思いをします(←経験済)。
そうそう、KOBOさん、今までパブの限定品以外は能登の「日本海倶楽部」にて委託製造されていたのですが、先日自社工場の醸造免許もおり、生産を移管中だとか。
自分の工場で作る、自分たちのビールを実現したコチャス&ボリスのKOBO。皆さんの街のビアバーでKOBOのビールを見かけたら、ぜひ味わってみてくださいね。
もちろん岩瀬のブルーパブでも、お待ちしております♪
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