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畑直送のレモングラスと麹調味料で絶品アジア飯

毎月お隣石川県金沢市森本の「ぶどうの森農園」(「ぶどうの木農園」から名称変更)から直送されてくる野菜たち。

月ごとに、その時の旬な野菜が送られてくるので毎回楽しみにしているのですが、なんと今回はレモングラスが入っておりました。

しかもプレゼントとして。

発送時に送付内容の連絡があるのですが、いつも品目にないサプライズ商品を入れてくださるのです。

今回入っていたのはレモングラス。

それもしっかりと根元の茎から葉までわさっと。

そうなると作りたくなるのが、アジアごはん。最近産直で葉っぱは売ってるんだけれど、根元のほうがないのですよ。根元の茎のほうが重要なのに、私的には。

なのに今回は根っこ以外丸ごと届いたので、もう心はアジアめし一直線。

ということで、まず作ったのはこれ。

豚ひき肉とレモングラスのそぼろご飯!

ただ前回はレシピを忠実に再現したのですが、麹調味料を使ってアレンジしたくなり、今回はハル流レモングラスそぼろご飯にしてみました。

いつもお世話になっております「ボーンミート」さんにオーダーして挽いてもらった豚挽き肉、砺波の玉ねぎのみじん切り、レモングラス、にんにく、乾燥唐辛子を合わせて刻んだもの、パクチーのみじん切り、小ねぎの小口切り、煎りゴマ。合わせ調味料は醤油麹、甘麹、伊那から送られてきたナンプラーです。このほか、塩コショウと県産なたね油を準備。

鍋に油を入れレモングラス、にんにく、唐辛子を炒め、香りが出たら玉ねぎとひき肉を加え軽く塩コショウをします。

肉に火が通ったら、パクチー、小ねぎ、ごまを加えざっと混ぜて、合わせ調味料を入れさっと炒め合わせたらそぼろはできあがりです。

ご飯は先にジャスミンライスを湯取り法で炊いておきましょう。

沸騰させたたっぷりのお湯にジャスミンライスを入れ10分ゆでます。お湯を切ったら水分を飛ばすようにさらに火をかけ適度に水分がなくなったところで火を切って蒸らせば普通に炊飯器で炊くより時短で出来上がりますよ。

さて、仕上げ。

ご飯を器によそい、そぼろを好きなだけかけます。あとは錦糸卵…なのですが、手元にあった温泉卵で代用し、仕上げに刻んだパクチー、小ねぎ、オニオンフライをトッピング。

完成です!

本来はシーズニングソース、砂糖、ニョックマムで味付けるのでエッジの効いたテイストになるのですが、それを醤油麹、甘麹(甘酒)、ナンプラーに置き換えたところ、優しくじんわりしみる味わいに。ただ、食べ進めるごとにしっかりとした輪郭が出てくるのが麹調味料の面白いところで、それゆえ飽きずに最後まで食べることができるのです。

このそぼろ、残ったら取っておけるのですが、晩酌用に家人にちょっと出してみたら、おかわり続きであっという間になくなり、催促まで出る始末。そう、このそぼろ、ご飯にのせて食べてもいいけれど、酒の肴にもいいんですよね。

まだまだレモングラスが残っているのでほかのものも作りたいのですが、次回もどうやらそぼろになりそうです。


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