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フェンネル香るトビウオのエスカベッシュ

トビウオが魚屋に並ぶ季節になりました。

暖流に乗って北上するトビウオは、ちょうど6-7月頃、富山あたりでもとれるようになります。

東京にいたときは、スーパーでトビウオなんか見なかったけれど、富山では普通に売っております。

さて、このトビウオ、わが家ではよく南蛮漬けにするのですが、ちょうどこの日は金沢ぶどうの木農園さんから野菜の定期便が届き、中に入っていたこれを使うことにしました。

スティックフェンネル!(スティッキオ)

魚のハーブという異名をもつフェンネル、これを使わない手はない!ということで今回はエスカベッシュに決定!

といっても南蛮漬けとあまり変わらないのですけれど、ね。

フェンネルを刻んで、これまた定期便に入っていたレッドオニオンヌーボーも刻んで準備。

オリーブオイル、ホワイトバルサミコ、レモン汁、玉ねぎ麹に柚子胡椒少々を合わせたマリネ液を刻んだハーブたちと合わせておき…米粉をつけて揚げ焼きしたトビウオを熱いうちにそこへ投入。

粗熱が取れたらラップをして冷蔵庫で寝かせます。

エスカベッシュば次の日が美味しい、とよくいわれますが、私はその日のうちに食べてしまう派。

なので2-3時間寝かせたら食卓へ。

キンキンに冷やした微発泡の白ワインとともに。

爽やかなフェンネルの香りと甘み、オニオンヌーボーの辛味、そして柚子胡椒の主張しすぎないピリっと感がマリネすることでしっかりとまとまり、ふんわり揚がったトビウオに染み込んで…う~ん、ワインが止まらない!

この日もしっかりワイン一本が空いたのでした。


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