冷めてもカリカリ! 白えびのから揚げ
昨日、東京の友人とオンラインでチャットをしていたら、白えびの話題に。
以前富山に遊びに来てくれたことがあって、その時に食べた白えびが美味しかった!という内容なのですが、そういえば、白えびの街・岩瀬での食べ歩きのコロッケからはじまって、刺身、から揚げ・・・などなど色々食べたなぁと思いだす。
と考えだしたら止まらない。そう、食欲が。
時間は19時ちょっと前。急げば近所の魚屋さんの閉店ぎりぎり間に合う。
食べたい気持ちって思い立ったらそれを口にするまで収まらない時ってありませんか? まさにそんな一心で魚屋に駆け込み、ゲットしました、朝とれ白えび(もう夜だけど;笑)。
白えびは、いまや有名な富山ブランド水産物のひとつ。
日本沿岸の深海に生息する白えび、他地域でもとれるのですが、漁が成り立つほどとれる場所は富山湾だけ。
揚がった時の淡いピンクにキラキラ輝く美しい姿から「富山湾の宝石」とも称されております。
足が早く、かつては富山以外ではなかなかお目にかかれない貴重なえびでしたが、冷凍技術や物流の発展により、全国で食べられるようになり、知名度が上がりました。
有名になると価格が高騰するのは世の常。
地元富山の人からは、「昔は安くて、白えび出汁のそうめんなんか、よく食べてたんだけどねぇ」という話を聞いたりもします。
とはいえ、禁漁時の12月~3月を除けば思い立ったらわりと気軽に手に入るのが富山ならでは。
さて、買ってきた白えび。今回はから揚げにすることに。
白えびをビニール袋に入れて中に米粉を入れてフリフリ。たまに触覚などがビニールを超えて手に刺さることがあるので、気を付けて。
フライパンに米油とオリーブオイルを揚げ焼きできる程度に入れ、粉をつけたえびを投入。
カリっと揚がったら油を切って塩を振れば、シンプルだけど美味しい白えびのから揚げの出来上がりです。
香ばしく、甘みのある白えびを丸ごと余すことなく楽しめるのはやっぱりから揚げが一番、と熱々を食べながらしみじみ。
でもね、米粉で揚げてるから冷めてもカリカリで美味しいんですよ、これが。
そして、揚げたものは余ったら冷凍して取っておくことも。
冷凍のままフライパンで乾煎りしたら熱々カリカリが復活、そのままで、サラダやちらし寿司のトッピングにと、いろいろ使えて便利なんです。
ただし、やめられない、止まらない美味しさゆえ、なくなってしまうことは必至。冷凍するならあらかじめとっておくことをお勧めします。