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キャラクターとライセンス <31>料理する

前回の続きです。

商品企画を料理に例えたら・・
よく、このように例えられますが、とてもわかりやすいと思うので、考えてみましょうね。

良い商品企画は美味しい料理。売れる商品は美味しい料理。売れる小売店は行列のできるレストラン・・
う〜ん、わかりやすい。

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世界中にいろいろな国があり、地方によって好みの味も変わってきますよね。
中国四川では唐辛子の辛さ、同じ唐辛子の辛さでもメキシコや韓国はまた違いますね。ヨーロッパではチーズを活かした料理が名物です。

では料理を作って(創って)みましょう。あなたがシェフです。
まずは、誰が食べるか・・誰が買うのか。
その、「誰」は、どこに住んでいて、普段何を食べていて(買っていて)、辛いものが好きか、甘いものが好きか・・知っておかないとですよ。

「誰」が決まったら、「どこ」
どこで食べさせる(売る)のか、はっきりしてないとだめだね。
路上の屋台なのか、高級レストランなのか、カジュアルなカフェなのか・・

そもそも「何」を作りましょう。
日本料理なのか、イタリアンなのか、フレンチなのか、中華なのか。
麺類なのか、フルコースなのか? (テイストを考えないとね)

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それらが決まったら、作る作業です。
材料を揃えないと。(アセットと呼ばれる素材集はあるかな?)
そして、調理器具が必要。(デザインするソフトや環境)
手順は大事ですね。順番を間違えたらおいしくならない。(デザイン→監修→製造)

味付けも重要です。どこで何を足さなきゃダメかな?(デザイン次第で同じ素材でもよくなったり悪くなったりするね)

味見は必ずやりましょう。(社内会議、リサーチ、モニタなど)
味のわかる人にOKもらってください。(監修作業だよ)

ほぼできたかな?
では、人数分作らなきゃ。一人じゃ無理だね。(製造工程だ)
ここでも時々味見を忘れずに。(校正での確認、サンプル確認は忘れちゃたいへん)

美味しそうに盛り付けて完成だね。

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というように、全てが料理に例えられます。
自分の環境で、このように考えたら、どの部分も疎かにできないことがよくわかるでしょ。

つづく


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