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朝ドラはしごの30分

 「ブギウギ」「虎に翼」と連続して楽しんだNHK朝ドラ。きのうから始まった橋本環奈主演の「おむすび」は一転して現代が舞台で(スタートは平成中期の設定)、冒頭からド派手メイクのギャルたちが出てくるなど、一転してポップな展開だ。

 以前も書いたようにドラマ見巧者の元同僚は「現代モノは主人公の“自分探し”がカッタルイから、「『おむすび』も冒頭2週間はチェックするけど・・・」とかなり猜疑心を抱えている。2回見ただけだが、私としては「まあ、こんなもんだろうな」というところ。冒頭だけではなんとも判定できないが。

 「おむすび」も地上波に先だってBSで7:30からOAされるが、その直前7:15枠では先週から「カーネーション」の再放送が始まっている。

 尾野真千子の実質的デビュー作で、世間では「歴代朝ドラでも名作」ということになっているらしい。尾野真千子は存在感といい美しさといい、私にはどストライクの女優さん。別の同僚は「『おむすび』がつまらなかった際の保険としても是非見るべき!」と鼻息が荒い。
 
 しかし。
 
 毎朝15分を2本、合計30分もドラマを視聴するというルーティンとなる。早起きしてじっくり朝を過ごす私にとっても、30分とはなかなかのカタマリ。かといって週末まで溜めてしまうと一気に処理するのも大変なので、やはり毎日見るしかない。「もしそれほど面白くなければ『おむすび』は捨てちゃってもいいかな」とも思っている。

 もしかすると朝ドラの担当者も、この直前枠のラインナップを気にしているだろうか?「あちゃー、『カーネーション』って、滅茶苦茶な強敵やん」などと愚痴っているかもしれない。
(24/10/1)

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