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楽屋落ちもほどほどに

毎朝、出勤前はNHKのニュースを見るのが習慣だ。なんといっても、民放に比べてニュースとしての情報量が多い。

しかし、この番組でザラっと不快に感じるのがメインの男性キャスターと女性キャスターの振る舞いだ。

先日、地方ネタでちょっとお年を召した女性によるリポートに両名が激しく反応していたことがあった。男性キャスターのかつての同僚なのだろうか、画面に映っただけで2人がウキャウキャと反応するが、一切の説明がないまま終わった。

番組ではあちらこちらで、このようなちょっとした「余計なひとこと」が挿入される。NHKらしくない「ユルい感じ」をあえて出そうとする意図なのだろう。しかしご当人やスタッフだけがわかる“楽屋落ち”を大っぴらに見せられること、これは視聴者であるこちらがすっかり「置いてけぼり」を食らった気分になって不愉快なのだ。こういうものは忘年会ビデオとして再編集して楽しむモノものであって、電波には載せないでくれ。

番組の最後には次に編成されているドラマについてひとくさりやる。「朝ドラ送り」としてすっかり定着、ネットでも話題になっている。

これもちっとも面白くない。だったらその15秒できょうのお天気の傾向や注目のニュースを繰り返したり、あるいは「きょうも頑張りましょう!」と呼び掛けたりするのだっていい。

結局は番組宣伝じゃないか。それを個人の感想や期待感として押しつけていただかなくても結構だ。私はあなたにそれほどの関心はない。
(22/1/30)

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