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もちもちの記

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気まぐれエッセイ集。 タイトルの読み方はもちろん「もちもちのき」。
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#スキしてみて

金沢『志な野』の原点かつ頂点な一杯

6月下旬、私は金沢にある茶漬け屋に赴いた。 夜22時以降、市街地から少し離れた路地裏でひっそ…

私は『経験』と称して茶漬けを爆買いする

ついこの間、私の家にも特別定額給付金の申請書が届いた。 貧乏ガチ勢としてマッハで申請書を…

俺の努力 ”だけ” 褒めてくれ

自己肯定感がないとどうなるか。 人様にそんなことわかってたまるか、と卑屈に命を吹き込まれ…

#30DaySongChallenge

ツイッターで最近、『#30DaySongChallenge』というハッシュタグが流行している。 毎日設けら…

スパイ・リスペクト・キッズ

小学生の頃、私は憧れていた職業がある。それはスパイだ。 きっかけは父親が近所のレンタルビ…

幻想と虚構の街・ヨコハマ

私の地元は神奈川県の横浜市という、自分で名乗るにはハードルの高い地域である。横浜で生まれ…

白帯のあの子

『ケンポウ』と聞いて真っ先に思い出すのは、幼馴染の男の子の姿である。 母親同士がママさん教室のような集会で意気投合したのをきっかけに、私には生まれた頃から同い年の友人がいた。私を含め4人の幼馴染グループは、途中で私立中学に受験した子以外小学校・中学校ずっと一緒で、特に小学生の頃はよく公園で遊んでいた。 たいていは、自転車で近所を意味もなく走ったり、自然公園の川でザリガニを釣ろうとしたりと平和な遊びばかりである。しかし、その日だけは違った。 小学2年生だったあの日、私はその幼

GWがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!

ゴールデンウィークがやって来る。 ゴールデンウィーク。黄金の名に恥じない大型連休。 ゆと…

羞恥小話 〜人さらいになりかけた話〜

人間、時には過ちを犯してしまう。それが意図的であったにしろなかったにしろ、思い出してはう…

洋館探訪 〜レンガの数だけロマンがある〜

新型ウイルス対策の影響で家から出れない生活が続き、思うことはただひとつ。 「旅行に行きて…