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バセドウ眼症による眼球突出緩和メイク

2022年10月にバセドウ病と診断され、2023年1月から眼科にも通っています。コンプレックスだらけの自分の顔の中で唯一好きだった目の印象が変わり、とても落ち込みました。

私のバセドウ眼症の症状には、「まぶたの腫れ・眼球突出」と「右まぶたの引き攣り」があります。現状2ヶ月に1度ステロイドを右まぶたに打っているので、引き攣りは抑えられていますが、まぶたの腫れぼったさは眼症が治るまで付き合い続ける必要がありそうです。

このnoteを開いてくださった方のなかにも、見た目の変化に心が追い付いていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でもバセドウ病の治療にストレスは大敵。少しでも毎日をご機嫌に過ごすために眼球突出を緩和するメイクを研究しました。この記事を読んで少しでも前向きになっていただけたら嬉しいです。


Before After

まず「発症前」、「発症後、発症前と同じメイク」、「眼球突出緩和メイク」の3パターンをご覧ください

①発症前

丸くて控えめな目元がお気に入りでした

私は顔タイプフレッシュ(子供顔・直線曲線ミックス)(プロ診断済み)なので、あまり目元は作り込んでいませんでした。
アイラインも目尻にチョコンと乗せるだけ、眉毛も地眉を生かしてふんわり色を乗せるだけ、涙袋もパーソナルカラーに合う明るめのシャドウを乗せる程度でした。

②発症後、発症前と同じメイク

目の印象強すぎるよ

こちらは発症後の顔に発症前と同じメイクを施した写真です。多少使うアイシャドウやマスカラの色が違っていますが、やり方はほぼ同じ。
こんなに変わってしまいました。印象が強いくせにぼんやりと締まりのない目。
バセドウ病は「美人病」とも言われ「目が大きくなって良いじゃん」と思われることもありますが、「どこがだよ」とつっこみたくなります。

③眼球突出緩和メイク

印象は変わりましたが眼球突出は和らいでいます

残念ながら、発症前の目元と全く同じように見せる方法を見つけるには至っていません。ですが、②に比べるとかなり目元がスッキリして見えませんか?
そして発症前より心なしか大人っぽく見せることができている気がしています。

眼球突出緩和メイクのやり方

前置きが長くなりました。
②発症前のメイクと③緩和メイクを比較しながら、何を避けるべきか、どこがポイントかを解説していきます。

眉毛

眼球突出を緩和させるための一番のポイントと言っても過言ではありません。

まぶたが前に出ることにより目と眉毛の間の距離が長く見えるため、アーチ眉にするとさらにその距離が強調されてしまいます。緩和メイクでは、距離を縮めて見せるために眉毛の下側に色を足して平行眉を意識して描き足しています
まぶたが腫れていて描きづらいですが、細くスルスルと描けるペンシルで1本ずつ足していき全体にパウダーをふんわり乗せるとナチュラルに仕上がります。

また、私はもともと眉尻の下にハイライトを入れていたのですが、これも眼球突出が強調される要因になるので緩和メイクの際はご法度です。

上まぶた

私はオレンジ、黄色、コーラルピンクのアイシャドウが大好きでよく使っていたのですが…ことごとく膨張色!
まぶたに引き攣りがあるのに目尻側に膨張色のアイシャドウを入れてしまえば、当たり前のようになおさら膨張して見えます。緩和メイクでは目元を引き締めるためにブラウンのアイシャドウを二重幅に入れてみました

私はもともとつり目なのですが、まぶたの引き攣りの影響でさらにつり目に見えてしまうため、目尻に長めのたれ目ラインを引いています。
つり目が気になっていない場合はやらなくてもOKです。

下まぶた

眼球突出の影響で目の下に影ができ暗い印象になってしまうので、オレンジ系のコンシーラーで丁寧にクマを消していきます

ラメを使って涙袋を描いたり涙袋の影をガッツリ引いたりすると出目に見えがちなので、ラメの入っていない明るめのシャドウやコンシーラーを薄ーく塗って自然な涙袋を作ると良いと思います。

つり目も気になる方は、黒目の終わりあたりから上まぶたのアイラインの終わり部分にかけてアイラインを引いてみてください。オレンジの丸で囲った場所を見ていただくと、目尻の位置が変わるのがお分かりいただけると思います。

まつ毛

まつ毛がクリンと上がっているとその方向に目が開いて見えるので、ビューラーは使わず透明のマスカラをまつ毛を整える程度に塗っています。極力存在感を消しています。

最後に

かなり長くなってしまいましたが、なるべく丁寧に余すことなく解説するよう心がけました。分からないことや「こうするとよりスッキリ見えるよ」というTipsがありましたらぜひコメントで教えてください。

実は緩和メイクだけではなく、眼球突出を生かしたメイクも研究しました。

緩和メイクでスッキリ見せれば元の自分に近づく気がして嬉しいけれど、コンプレックスを隠すためだけのメイクって少し物足りないんですよね。
今しかできないメイクに、今しかできない服装を合わせて気分を上げるのもまた、自分の機嫌を取る一つの手段だと考えています。

またこちらのメイクのやり方もnoteにまとめますので、楽しみに待っていただけたら嬉しいです!最後まで読んでいただきありがとうございました。


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