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ちょっとバズって聞こえたマーケットの声

朝起きたら通知76件という見たこともない表示が。昨日書いた記事をツイッターの神たちがたくさん拡散してくれたおかげで(自分的には)ものすごい反響を受けててびっくりしています。

記事を書きながら「結構いいのん書けたんちゃうか」という感覚はあったのですが、結構いい記事でも伸びるものと伸びないものがあります。私みたいなペーペーでもアイドルでもない人にとってはマーケットの声が聞こえているかどうかが天下分けめになるのかな?と思いました。

記事を書いたきっかけ、かすかなマーケットの声

記事を書いてみようと思ったのは、サタケシュンスケさんのツイートでした。

私は日本人が日本で日本語を使うのと同じように、息を吐くように英語を話して生活しています。記事でも書いた通りメールの内容もだいたい10パターンぐらいに収束するので「英語が苦手な人がいる」「英文メールを返せなくて困る」という発想がなく、フリーの翻訳機能や書籍のフレーズを参照することも実際の声を聞くまで全く気づきませんでした。

日本のクリエイターのクオリティは世界的に見ても群を抜いています。それがメールが英語なせいで障壁になってるのか!英語めちゃくちゃでも平気でメール返す人もいて、仕事ゲットしてるのに!というので黙っていられなくなり書いた、というのが本当のところです。これが「英文メールに困る」というクリエイターさん達の悩みとがっちり噛み合った感触があります。

自分の強み

私はCGデザイナーとして、できればBeepleのようになりたいな...という淡い希望をもとにツイッターをはじめました。反面、反響のある記事をふりかえると「アメリカで世界を舞台にクリエイターをやることにまつわる話」がダントツでトップです。

作品のすごさで売れたい気持ちはありますが、残念ながらどちらかというと苦手が理由で作品作ってます。逆に英語、貧乏もといミニマリストな生活、海外のクリエイター/フリーランサーが使うツールやリソース、片づけ、ご飯が超絶まずいアメリカでもできる独身のための節約手抜きご飯は日本の誰にも負けない自信があります。アメリカでのフリーランサーとしての生活を書くことを求められているのは何となく気づいているのですが、英語の勉強の仕方は参考にならないし(毎日英語話せ以外アドバイスがない)、英語アカウントにはなりたくない。マーケティングも深く考えすぎてしまって、毎日何を書けばいいのか今も模索中というのが本音です。

マーケットの声

「SNSで成功するには良い聞き手にならなければダメだ (You have to be a good listener to be successful on social media)」とアメリカSNSマーケティングの神ゲイリー・ヴェイナチャックが言うように、世の中に求められるものをシェアできなければ人の役には立てません。このnoteではクリエイターのかゆいところに手が届くようなことをちゃんと書けた、だから伸びた。もともと人の役に立つことをするのはすごく好きです。ただ、何が役に立つのかわからない。ひとりひとりからヒアリングできるほどの影響力もない。もっと市場の声を聞けるようにならないとダメだな、と思いました。日本にいなくて直接人に会えない私にとってはもっとフォローしろよというのが耳の痛い真実です。

ガチのガチで海外進出したいクリエイターさん?

自分で言うのも何ですが、私は結構特殊な経歴の持ち主です。日本で生まれ育ちながら日本での職歴がない私にとって全力でお手伝いできる自信があるのは日本のクリエイターの海外進出なのかなとふと思いました。自分のことを堂々と話すのはそんなに得意じゃないけど、めっちゃ良いものを作ってる友だちのことを誰かに推すのはすごく得意。日本での同業者のイベントにフィジカルには参加できないけど、アメリカに住んでいる私にとってアメリカ人に推しへの愛を語ることは自分だけの武器です。

ウェブサイトのプロフィールを英語話者に魅力的なように最適化する
レジュメやCVを英語用に最適化する
ローカルなコミュニティに個人を売り込む

とかはめちゃくちゃやってみたいです。問題はガチのガチで海外進出したいクリエイターさんがいるかどうか。ベータ版だし、憧れだったクリエイターとして関わることはできないかもしれない。それでも「どんな有益なものを市場に提供できるか(What can you bring to the table?)」を考えるのは楽しくて仕方ないです。

いつも読んで頂きありがとうございます!頂いたサポートは「ごほうびコーヒー」を買いにいったカフェで虚空をみつめながら新しいアイディアを模索するのに使わせて頂きます。