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【シャドウバース】圧倒的Tier1・ミズチの解説と使い方【ヒーローズバトル】

【悲報】ミズチ、ナーフされる

(追記)
 5/1のヒーローズバトル調整でミズチが大幅ナーフされ、初期ポイントが2減ったことでこれまでのような一刀連打リーサルが難しくなってしまいました。
 とはいえ優秀なリーダー付与とスキルがあるのでギリギリプレイングで補える範囲だと思います。
 ドラズエルやゾーイで遅延し、先8または後7でのリーサルを狙いましょう。
 ちなみにマーセナリーはナーフによってさらに使い道がなくなりました。 

はじめに

 皆様ヒーローズバトルは遊んでいますか? 筆者はランクマッチそっちのけでヒーローズバトルばかり遊んでいます。
 本稿ではそんなヒーローズバトルの圧倒的tierGOD、最強無敵なミズチの解説と使い方について書いていこうと思います。



基本的なこと

 ヒーローズバトルにおけるミズチのデッキ構成とスキルは以下の通りです。(公式サイトより引用)

https://shadowverse.jp/news/?announce_id=3077  より
https://shadowverse.jp/news/?announce_id=3077  より

ざっくりまとめると……

デッキ
・アンリミハイランダーマゼルベイン
スキル
・+1:ターン終了時ドロー
・+1:1ディスカード+盤面2点リーダー1点
・-6:固有トークンの『ミズチの一刀』を毎ターン回収するリーダー付与

 となります。ハイランダーですがPPブーストが8枚もあるので動きは安定しており、全体的に使いやすいカードが多く入った対応力の高いデッキであると言えます。
 そしてヒーロースキルの目玉である『ミズチの一刀』の効果ですが……

ミズチの一刀
コスト1 スペル
(1) 相手のフォロワーすべてに1ダメージ。自分の手札全てのコストを-1する。
(2) 自分のリーダーと自分のフォロワーすべてを1回復。カードを1枚引く。
(3) 自分のリーダーは、ターン終了まで「自分のフォロワー、スペル、アミュレット、リーダーが与えるダメージと回復する値を+1する」を持つ。
上記の能力が順にX回働く。Xは「(これを含めず)このターン中にプレイした自分のカードの名前の種類」である。上限は9回。

 この通り。はっきり言ってぶっ壊れもぶっ壊れ。対戦相手がCPUのストーリーだからギリギリ許されていた性能をそのまま対戦にもってきたわけですから、弱いわけがありません。
 ちなみにリーダー付与の効果は同名カードがあるときの回収制限がないので、手札に空きがあれば何枚でも溜め込むことができます調整ミスにもほどがある。 

 まず(1)の効果。1点AOEに加え、手札の全カードのコストを-1してしまいます。コスト軽減する対象に制限はないので、手札に他の一刀があればそれのコストを下げることもできます。また、コスト軽減はターンを超えても残ります。
 このカードはそのターン中に使ったカードの名前の種類分強化されるので、2枚目以降の一刀がさらに使いやすくなる効果と言えるでしょう。
 シャドバ運営は無制限のコスト軽減がダメだとなぜ学ばないんだ……?

 次に(2)の効果。1回復1ドローです。コスト軽減を絡めた大量プレイ後なら平気で2枚くらいドローできるほか、(3)の効果がかかっている状況では一度に2~5点くらい回復しますまあそこまでやったらリーサルできることがほとんどなんですけどね。

 そして最後、ミズチが最強になった最大の理由(と筆者が考えている)である、(3)の効果。そのターン中相手に与えるダメージと自分の回復の数値を1増やす効果です。
 また、『重複しない』の一文がないため、手札の一刀とプレイ種類の数だけ重ねることができます。
 
そのためリーサルを計算するのが非常に難しく、打点が足りないと思いつつ見切り発車したらなぜか勝ててしまった……みたいなことも頻繁に起こります。


動き方解説

 ここからは実際のバトルにおける動き方を説明していきます。

基本的な考え方

 基本的には『PPブースト→低コストと一刀を手札に貯める→一気に放出して削り切る』という自分のやりたい動きを通せたら勝ちのデッキなので、7ターン目くらいを目安にその準備を整えていくことになります。
 また、一刀が毎ターン手札に加わる都合上、手札管理を怠るとすぐにあふれるうえ、ハイランダーなので2枚目以降が存在しません。気を付けましょう。

マリガン

 託宣などPPブーストが出来るカードとマゼルベイン以外は全部戻してそれらのカードを探しましょう。
 ただし、レジーはPPブーストに条件があり、リーサルにも使えるので基本的には戻していいです。
 ヒーロースキルで2点除去とドローができるので、マリガンでは上の2種だけを狙っていきます。

序盤:進化解禁まで

欲しいカード:PPブースト
 進化解禁までに1回以上ブーストできると動きやすさが段違いに良くなります
 マリガンでPPブーストが引けなかった場合、ドロー効果を使って探します。ただし、手札8枚の状態で使うと次のターン開始時のドローが枚数制限で消えるので注意。 
 また、一刀を加えるスキルを使用するターン(最初の進化ターン)には手札を捨てるスキルが使えないので、あらかじめ手札を調整しておきましょう。

中盤:4~6ターン目

欲しいカード:マゼルベイン
 進化が解禁された最初のターン、あるいはその次のターンにマゼルベインを出したいところです。
 リーダー付与効果がリーサルと盤面除去で役立つほか、優秀な0コススペルの『絶大の証明』が回収でき、『再臨する絶大』のPP回復効果が使えるようになるなどメリットが大きいため、マゼルベインを出せるとリーサルがぐっと近づきます。
 ただし、イルマスーロンなど進化でPPブースト出来るフォロワーがいる場合、PPブーストを優先しつつ一刀でマゼルベインのコストを下げる選択肢もあるので、最速着地にこだわりすぎないようにしましょう

 また、リーサルに向けてどこかで一刀を使わないターンを作り、手札に2枚以上一刀がある状態で終盤を迎えられると勝利が近づきます

終盤:7~8ターン目

欲しいカード:有翼の聖魚など疾走、ドラゴンハントなどバーン系
 溜め込んだ一刀と疾走・バーンを連打してリーサルを目指します。この際、以下の点に気を付けましょう。

ポイント① アクセラのコストは減らない
 一刀のコスト軽減効果はアクセラレートのコストを減らせません。むしろ本体のコストが下がって使いたいタイミングで使えなくなる可能性があります。そのため、ドラズエルや砕石竜、バイルドラゴンなどのアクセラレートは本体をリーサルに使わない場合、早めに使いましょう。

ポイント② 疾走は先出しOK
 一刀のダメージ増加はリーダー付与なので、一刀を使う前に出したフォロワーに対しても効果が乗ります
 なので、手札に同じコストのバーンと疾走があるなら、疾走を先に出して一刀のカウントを稼ぎましょう。

ポイント③ 見切り発車OK
 ミズチのデッキにはドローできるカードが多く、一刀もドロー効果を持っているため、ターン開始時の手札で打点が足りない場合も、とりあえずプレイしてみると疾走フォロワーを追加で引いて勝てる場合があります。
 ダメだったときも一刀を1枚温存できれば次のターンに0コスの一刀を使えるほか、ゾーイやドラズエルなど延命用カードもあるので、それらで延命しつつ次のターンに託すことができます。

ポイント④ 忘れがちなダメージソース
 バーンカードや疾走フォロワーの他に、このデッキにはダメージ源となる効果がいくつかあります。これらは忘れやすいので注意しましょう。(3敗)
・マゼルベインのリーダー付与:6コス以上がいれば3ダメージ
・伊達政宗の10PP効果:フォロワーに攻撃するたび2ダメージ
・ヒーロースキル:手札1枚を捨て1ダメージ
・ファフニール:相手の盤面が空なら盤面が空いている数だけダメージ
 これらの効果にも一刀のダメージ増加は乗るため、手札から出せるダメージが足りなくてもこれらのダメージを合わせることでリーサルに届く場合があります。特にヒーロースキルは忘れやすいので注意しましょう。

ポイント⑤ 盤面は気にするな
 一刀のAOEを含め、盤面ダメージにも増加効果が有効なため、基本的にリーサルに向かう動きの中で自然と相手の盤面は壊滅します
 また、ビクトリーブレイダーやラミエル、プライマルギガント、熾天使など効果ダメージが効かなかったり、ラストワードで展開したりダメージを与えてくるフォロワーもいますが、必殺や一刀の回復などを駆使することで切り抜けることができます。
 そもそもそれらのフォロワーが出てきたなら次のターンにリーサルを狙っていることが多いので、思い切って見切り発車するのも手です。

効果で捨てるカードの考え方

 序盤の除去や手札調整のためにスキルで手札を捨てることが多いので、どのようなカードを捨てるかについての考え方です。

とりあえず捨てていいカード

  • ドラゴニックマーセナリー

    • コストが高く、効果が出るのも次のターンからなので単純に使う場面がない。

  • オーシャンスター・ジゼル

    • 効果がランダムなので狙った効果が出ないことが多く、使う場面がほとんどない。

  • 苦悶の飢餓竜

    • 一刀で軽減しなければ使えないが、軽減し終わったころには相手の体力が削れていることが多く、そもそも同じコストならダメージ増加が有効な疾走やバーンを使った方がお得。

  • 《正義》・イランツァ

    • 狙った方のファンファーレが出なくても手動進化で疾走できるが、コストが重いので他のカードでいい。守護無視効果も大抵の場合除去が間に合うので活かされない。

状況により捨てるカード

  • ドラゴンナイト・アイラ

  • コンパッションドミニオン

  • ドラゴンシュライン

  • イグニスドラゴン

    • すでに最大値が10になっているなど、使い道がない場合。ただし、ドローの付く真恵と託宣、疾走持ちのレジー、融合で手札調整できるイルマ、1コストークンを加えるスーロンは別の使い道がある。

  • 古今独歩の大拳豪・ガンダゴウザ

    • 一刀を使ってリーサルを狙う場合、盤面が壊滅していて当たり先がなくなっていることが多いため。ただし、ブローディアやラミエルなどダメージ耐性のあるフォロワーには有効なので捨てる優先度は低め。

  • 竜宮城

    • 2倍にしたいファンファーレが少ない。加えて、2倍にしたいファンファーレを持っているフォロワーは軒並みアクセラレートが優秀なのでリーサル時にはそっち用途で使うことが多い。

  • 絶大の唯我・マゼルベイン

    • 2枚目以降のみ。進化で確定破壊+3点ダメージの0コススペルを手に入れられるが、わざわざ狙うほどでもないことが多い。



おわりに

 今回のヒーローズバトルにおいて、ミズチというキャラはハイランダーの高い対応力とヒーロースキルの優秀さが合わさり、使いこなせば相手の上振れにも安定して立ち回れる非常に優秀なキャラであると言えます。
 ぜひ、ミズチを使ってヒーローズバトルを存分に楽しんでください。


※このあとのおまけ部分は筆者の感想100%で書いた各対面の相性とカード評価になります。(現在製作中)

おまけ①・各カードの個人的評価

評価の指標
S・A・B・Cの4段階評価。
Sランク:最強。リーサルを狙うときやその準備で主軸になるカード
Aランク:使い勝手のいい強カード
Bランク:特定のカードとの組み合わせ・特定の状況で強い
Cランク:使いにくい

カード・Sランク

竜の託宣
 2コス無条件PPブーストは弱いところがない。最大値が10のときも1ドロースペルとして使えるので無駄がない。でも序盤に引けない筆頭。 
竜の真恵
 3コスでも十分強い。最大値が7以上なら2ドロー2回復が付いてくる隙のない性能。
イグニスドラゴン
 アクセラレート3でPPブースト。本体は決して弱くはないもののリーダーにダメージを与えられないので使うことはない。しかしアクセラレートが強い。
竜国の王女・イルマ
 
進化必須とはいえ、2コスで2回復しながらPPブーストできるのはどう考えても強い。これが手札にある場合、マゼルベインを1ターン遅らせてブーストを優先する選択肢が生まれる。
独尊龍・スーロン
 
 3コス3回復進化時PPブースト。イルマより1コス重い代わりに3回復と1コスランダム5点のトークンが付いてくる。
 トークンは温存して種類稼ぎに使うもよし、すぐに使って除去するもよしと可能性が広がる性能。覚醒状態ならスーロンに無料進化を付与できる。
ドラゴンハント
 無限の打点製造機……は流石に言い過ぎだが、本体が1コス1点、そこから加わる2枚のドラゴンクローは4コス3点1ドローと優秀。
 本体で種類カウントを稼ぎ、0コスにしたクローを連打すると10~12点出るので、これが引けているかどうかでリーサルのしやすさが大きく変わってくる。
 なお、本体が1コスなので一刀が複数ある場合、後引きが若干許容される点も優秀。
烈覇のアルチザン・レジー
 PPブーストも疾走もできるうえ、全体にバフをかけることもできる万能選手。他のブーストが引けないときはこれ+育成とかで代用することがまれにある。
 自身のコストが2なので、一刀の軽減効果で0コスにしやすく、一刀のカウント稼ぎにもギリギリ使える。あまりにも強いのでレジーが引けるとテンションが上がる。
 唯一の弱点はボイス。
有翼の聖魚
 なんか強い魚。覚醒状態なら3コス4点疾走。このデッキの場合は実質0コス8点くらいになる。
 基本的にコストが低い疾走持ちというだけで最強と言っていい。
黒蒼の絆・フォルテ&ミリアム
 
このデッキの最大火力。PP最大値が10なら2回攻撃できる疾走。2回攻撃ということはバフの効果が2倍ということであり、一刀のダメージ増加効果も実質2倍。1体で20点くらい出せるのであると嬉しい一枚。
 ファンファーレでドラゴンフォロワーをサーチするので聖魚やレジーを持ってくることもある。
 進化時に3/4突進ドレインのアーティファクトを出すが、進化しても攻撃力が1しか上がらないのでどうせならレジーあたりに進化を切りたい。
 攻撃時に手札のフォロワーをバフする効果? 知らない子ですね。
クロードラゴニュート
 覚醒状態なら自動進化する3コス2/3。進化後の攻撃時に1コスのドラゴンクローを手札に加える。
 1枚目の一刀でコスト軽減したあとに投げ、相手の大型を破壊するのに使うことが多い。ドラゴンクローはあればあるだけ強い。

カード・Aランク

ドラゴンシュライン
ドラゴンナイト・アイラ

 プレイからブーストまでタイムライグがあり、PPブーストの中では使いにくい部類の2枚。とはいえあれば嬉しいことに変わりはない。
 即ブーストできるカードを同時に持っているときは次のターンにやりたい動きに必要なPPから逆算するとよい。
 なお、シュラインに関してはチョイスで手に入る踏み荒らしで破壊したり、手札に7コス以上のドラゴンフォロワーを4枚抱えることでカウントダウンより早くブーストすることができる。
コンパッションドミニオン

 ほぼ後攻限定ではあるがPPブーストできる。ただし融合対象のスペル・アミュレット・ニュートラルフォロワーには使い勝手のいいカードが多いため、使い方が少し難しい。
 融合先として一番いいのはダブったマゼルベイン。
天災のジェネシスドラゴン
 本体で使うかアクセラレートで使うか悩ましいカード。他にブーストするカードがなければ使うレベルの認識。
 EPがあれば1消費して盤面全体に3ダメージを与える。ただしこのデッキには進化したいフォロワーがそこそこいるので考えなしに使うと後で後悔する。
 困ったらとりあえず温存し、一刀でコストを下げてリーサル要員に出来るのが強み。
砕石竜
蛇竜の契り

 1コスで覚醒状態なら1枚捨てて2ドロー。1コス手札交換というだけでも優秀。
 砕石竜の本体に関してはほぼ使わないので評価対象にしていないが、リーダー含め全体6点は普通に強い部類。
ドラゴンブリーダー
竜の育成

 1コスで場のフォロワーをバフして、覚醒状態なら1ドローが付いてくる。ミズチを使う上では強いことしか書いてないカード。
 ブリーダーの方は盤面に残ってしまうが、疾走は3体もいれば過剰なくらいなのであまり問題にはならない。
原初の炎熱
 1コス盤面2点リーダー1点。ミズチのスキルとほぼ同じことができる。
 リーダーにも飛ぶのでダメージ増加がかかっているタイミングで使いたいが、これ1枚をどこで使うか悩むよりとりあえず使ってデッキを回した方が上手くいくことが多い印象。
 一部対面では早めに使って盤面処理を優先することがある。
禁牙の執行者・ドラズエル
 最強のアグロキラー兼1コスドロー。相手次第ではあるがこのターンには決めきれないなと思ったらとりあえず使ってお茶を濁せるのが非常に優秀。
 マーメイドコマンダーや竜宮城など、相性はいいがコストの関係で同時には出せなかったカードがこのデッキにはいくつか入っているので、一刀でコストを下げて組み合わせるのも非常に面白い。
絶大の唯我・マゼルベイン
 このデッキ唯一の3積み枠。PP6以上で他にやりたいことがなければとりあえず使っていいカード。
 ファンファーレでデッキに残ったマゼルベインの片方を消し、その後デッキが20枚以上ならリーダー付与。このリーダー付与によるバーンと盤面処理が強い。
 また、進化時に加えるトークンが0コス1枚確定破壊+3点バーンと規格外の性能をしており、温存できると非常に強力。
大いなる調停者・ゾーイ
 絶対延命するウーマン。ファンファーレで自分リーダーの体力が1になる代わり、次の相手ターン終了まで無敵になる。
 1コス自分をデッキに戻しながら1ドローするアクセラレートも付いているため、使わない場合は一刀のカウントとしても利用できる。本体コスト11なので確実にアクセラレートできるのも◎。
 熾天使やセレスのインモラルディザイアなど、こちらのターン中にダメージを与えてくるフォロワーがいる場合にもそこそこ有効。
希望の断片・キリエ
 3コスでファンファーレと進化時にフォロワーサーチ。進化時には2PP回復するため、一刀で1コス以下にするとPP回復として使える。
バイルドラゴン
 2コス3点の除去+1ドローのアクセラがだいぶ強い。
 アクセラが強いので本体で使うことは基本的にないが、本体もリーダー含め全体7点ダメージが入るので決して弱くはない。
竜炎の設計士
 
1コス。ファンファーレで魔導二輪車を手札に加え、覚醒状態なら代わりに場に出す。
 フォルテ&ミリアムを二輪車に乗せられると非常に強い。なんなら何が乗ってもだいたい強い。
インフェルノメテオ
 3コスで7コス以上のフォロワーをサーチしながらランダム2点除去を2回。覚醒状態なら5回。
 序盤の除去として非常に有用。このデッキの高コストは使いづらいカードも多いが、ミズチのスキルで捨てられるので無駄になることはない。
独眼竜・伊達政宗
 
2コス必殺。覚醒状態なら進化して次に受けるダメージを0にし、最大PPが10ならフォロワーへの攻撃時に2点バーンする効果をリーダーに付与。
 受けるダメージを0にする効果のせいで盤面に残ってしまう欠点はあるが、必殺による除去とリーダー付与が強力。
 また、ベルディリアのデッキに入っているブローディアは破壊耐性とダメージ軽減を持っているので、伊達の10PP効果を最大限に生かすことができる。
マーメイドコマンダー
 本体8コス。ファンファーレで相手と自分の場にオルカを2体ずつ出し、自分のオルカにだけ守護を付与して進化させる。相手フォロワーの攻撃時にそのフォロワーと相手リーダーに2点ダメージを与えるため、体力2以下のフォロワーの攻撃を実質的に封じることができる。
 ドラズエルと一緒に出すと突破困難な盤面を作ることができるが、フローゼス対面で出すとミリアム+ブリッツアーティファクトを連打されて相手より先に力尽きることも。
 2コスで自分の場に2体、相手の場に1体のオルカを出して自分のオルカにだけ突進を付与するアクセラレートがあり、序盤の除去や伊達のリーダー付与との組み合わせでそこそこ活躍できる。

カード・Bランク

再臨する絶大
 2コス盤面ランダム5点。デッキに重複するカードがないなら2PP回復、2EP回復、1ドローがつく。
 このデッキの場合マゼルベインを出すか、マゼルベインを2枚以上引くと重複するカードがなくなって追加効果が使える。
 対象のフォロワーが不要かつ、PP回復が付いているのでなるべく後に使うと一刀の種類カウントを効率的に稼ぐことができる。
 ただしマゼルベインがまったく引けないときはただの2コスランダム5点除去になる。それでもそこそこ強いが。
純心の賢者・スノウ
 2コス。ファンファーレでニュートラルフォロワーをサーチする。このデッキのニュートラルフォロワーはマゼルベイン、ドミニオン、キリエの3種類で、マゼルベインのみ3積みなのでたいていの場合マゼルベインをサーチしてくる。
 ただしサーチが確定ではないのでアテにしすぎるのは禁物。
竜宮城
 7コスアミュレット。対象選択とチョイスのない自分のドラゴンフォロワーのファンファーレを2倍にする。
 ドラズエルと組み合わせると全体10点マイナスと10点回復でかなり強力だが、それ以外でファンファーレを2倍にしたいフォロワーが少なく、数少ないそれらのフォロワーもアクセラレートが優秀すぎて本体を出す機会がないなど微妙にかみ合いが悪いカード。
 とはいえコストを軽減してドラズエルなどと組み合わせれば非常に強力なので、使い道はそこそこある。
 ただまあ、使い道が少ないわりに邪魔なので出さない方がいいことが大半。
邪智の竜・ファフニール
 8コス。ファンファーレで味方含む盤面全体に8点と盤面の空きの数だけターン終了時に盤面1体かリーダーにダメージを与えるリーダー付与。
 リーサルを狙う際には3体くらい盤面にいるが、一刀のダメージ増加が乗るのでバーンは多ければ多いほどよい。
 また、一刀でコストを大きく下げれば自分の盤面を空ける役としても使える。
フェザーズリザード
 
2コス2/1突進。ラストワードでドラゴンの卵を出す。
 伊達のリーダー付与があるときは打点役にもなれるが、場を埋めてしまうことが若干の難点。
 決して弱くはないが、終盤だと若干使いづらいので早めに除去で使ってしまうが吉。

カード・Cランク

古今独歩の大拳豪・ガンダゴウザ
ドラゴニックマーセナリー
苦悶の飢餓竜
 
効果自体は決して弱くはない。弱くはないのだが……コストが重い3枚。アクセラもないので本体で使うしかないが、一刀を使っても他のカードと同時に出すことが若干難しく、それなら低コストの疾走を連打した方が強いという場面が多い。
 また、ガンダゴウザは一刀のAOEで当て先がなくなりやすく、マーセナリーはターンを跨がなければ打点にならず、飢餓竜はランダム性が大きい上に最大値現象があまり役に立たない場合が多い、とそれぞれ問題を抱えている。
 決して弱いカードではないが、このデッキの場合は手札を捨てる効果の対象にした方が強い場合が多い不遇な立ち位置。
《正義》・イランツァ
オーシャンスター・ジゼル

 どちらもファンファーレの効果にランダム性があり、欲しい効果が出てくれない場合があるフォロワー。
 また、ドロー枚数が多く手札が溢れやすいのも若干使いにくさに拍車をかけている。

おまけ②・各対面の相性と気を付けたいこと

エルフ

ラティカ

セッカ

カステル


ロイヤル

バニー

ナハト・ナハト

タケツミ


ウィッチ

エレノア

テトラ

アマリリス


ドラゴン

ヴァイディ

ドラーク

ミズチ


ネクロマンサー

エンネア

カゲロウ

アンサージュ


ヴァンパイア

モノ

アルザード

イツルギ


ビショップ

ムニャール

セリーナ

ベルディリア


ネメシス

ネクサス

メイシア

フローゼス




 ここまでお読みいただきありがとうございました。

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