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【挑戦中】 テレワークを会社に導入してもらう方法

※20200310 追記:コロナショックでテレワークが前倒しになりました!
※20200229 追記:交渉した結果、2020年7月からテレワーク導入になりそうです!

ども、其田です(@haletoke)。新型肺炎によって多くの企業や行政がテレワークを導入しはじめています。其田の職場先はテレワークを導入しておらず、現在交渉中です。「テレワーク未導入の企業に、これからテレワークを導入してもらうための説得方法(リアルタイムで進行中)」はきっとニーズがあるはず。ということで、きょうはテレワークを導入してもらうための交渉法について解説していきます。

【参考】もし僕がこれから会社を説得して副業許可をもらうなら

01 決定権のある人と交渉し危機意識の種をうえつける

物事をすすめるためには「決定権のある人と交渉の土俵にのること」が何よりも大切です。つまり交渉のターゲットは、経営者層(社長・副社長・管理部長)あたりになるでしょう。まちがっても自分の部署の課長や係長だけに交渉しないようにしましょう(意思決定が遅く、体感99%くらい流れるし、あとから上位上司にちゃぶ台ひっくり返されることも多いので)。

【ポイント01】
決定権のある人と交渉し危機意識の種をうえつける
(経営者層(社長・副社長・管理部長)あたり)

02 データと実績で理論武装する

さらに、数値的なデータや実績で武装して、危機意識の種を発芽させます。其田のような20代の平社員の声を経営者層に届けるには、圧倒的なデータと実績が必要なわけですね。

「え、〇〇社もやってるのにうちはやらないんですか?」

「あの人(会社)がやってるならうちもやるか」みたいな日本人特有のツボをちゃんと探って背中を押してあげるのが超大切です。サラリーマンが大好きな日経新聞をメインに武装するとよいでしょう。使えそうなリンクを貼っておきますので、活用してください。

【ポイント02】
データと実績で理論武装する
(圧倒的なデータと実績で言い訳させない)

・リクルートHDもテレワークなど推奨 新型肺炎対策で
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55760310Y0A210C2000000/
・ソニーや富士通、テレワーク拡充 新型肺炎リスク軽減
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55753710Y0A210C2000000/
・武田・NECなど、新型肺炎でテレワーク推奨広がる
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO5572305017022020EA2000/
・NTTグループ、新型肺炎でテレワーク推奨 最大20万人
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55701430W0A210C2MM8000/
・ドワンゴ、新型肺炎で1000人を在宅勤務に
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54996660Z20C20A1EA2000/
・JTは全社員約7500人対象にテレワーク推奨
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54996660Z20C20A1EA2000/
・東京都の小池知事、新型肺炎でテレワーク推進へ
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55738990X10C20A2L83000/
・自治体、勤務体制見直し テレワークや時差出勤―新型肺炎
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020021900249&g=pol

03 テレワークの導入方法を伝える

危機意識の芽が発芽したら、テレワークの導入方法を伝えましょう。ここでは「具体的な仕組みやハード面について説明するのが正解」です(自己管理能力・段取り力みたいなフワっとしたのはいりません、自分が経営者になったとして、どんな機材やサービスを利用ればよいのかを提案することが大切)。

テレワークで問題になるのが主に次の2つ

①セキュリティ(情報漏洩やウイルス感染防止対策)
②勤怠管理(社員がサボらないか)

これらの課題を解決する方法として、ベーシックな企業が導入しやすいのは、下記3つを導入する方法でしょう。

①セキュリティ面
・会社支給のスマートフォンによるテザリング(VPN接続など)
・会社支給のPCの利用(ESETなどセキュリティソフトの導入)
②勤怠管理面
Slack/ChatWork/Garoonなどの利用(勤怠と進捗報告)

はたして本当に働いているのか?というい部分を厳密に管理するためには、常時ZoomなどPCカメラを起動して監視しないといけないのですが、現実的ではないですね。

そこはもう成果がしっかり出ていればOKという認識にしたほうが、中間管理職の仕事が増えずに効率もあがるのでよいでしょう。

【ポイント03】
テレワークの導入方法を伝える
(セキュリティ・勤怠管理問題を解決する方法を提示する)

04 多方面から攻め落とす

ここまで材料をそろえたあとは、最終決定者を攻略するために、多方面から情報戦を展開していきます。社内政治的な部分ですね。現実問題、いくら平社員が正論を言っても聞く耳を持たない経営者はたくさんいるわけです。

パターン① :社長が決定権を持っている場合
・副社長を仲間にして説得してもらう
・管理系のトップを仲間にして説得してもらう
・人事系のトップを仲間にして説得してもらう
・組合があれば組合を通じて説得してもらう

パターン②:管理系のトップが決定権を持っている場合
・社長や副社長を仲間にしてうえから説得してもらう
・人事系のトップを仲間にして説得してもらう
・組合があれば組合を通じて説得してもらう

このあたりの社内政治は、時間や手間がかかって面倒くさいんですが必要なことです。

【ポイント04】
多方面から攻め落とす
(複数の媒体や人から交渉して攻略していくのが大切)

05 行動する

「え、そんな偉い人と接点なんてないよ・・・」

という人は、気持ちは痛いほどわかります。でも、接点は待っていてもいつまでたってもできないので、自分でつくりに行く必要があるんですよ。

少しだけ勇気を出して、社内電話の受話器を取りダイヤルし「5分だけ時間をとってお話聞いていただけないでしょうか?」と直談判しに行きましょう(メールとかでもいいですけど、埋もれますし熱量伝わらない気がします)。

「なにそれ、めっちゃ緊張するやん、絶対無理・・・・」

と感じる人もいるかもしれません。最初はたしかにとても緊張しますが「いろいろ言って来る若手ポジション」みたいな認識を得られてからは、わりと話を聞いてくれるようになりますし、経営者層とコネクションがあって悪いことはありません(其田が副業を特例で許可をもらっているのは、こういった地道な努力によるものです)。

加えて、

「自分で行動しないのに報酬や待遇を望み、文句を言うのはズレている。でも、若手社員がなにを感じているのか知りたい。」

と経営者層も考えている場合が多いので、まずはすぐに行動(資料を用意して内線や社内メールをかけて経営者層に話を聞いてもらう)してみて、ちょっとずつ牙城を崩していきましょう。もし実際にやってみて、どうあがいてもダメなようであれば、転職や起業など他の選択肢を考えてみるのがおすすめです。

【ポイント05】
行動する
(自分が動かなければ環境は絶対にかわらない。まずは内線をかけて話を聞いてもらうところから)

其田の会社でも、進捗があり次第追記していこうかなと思います。

会社員とフリーランスをハイブリッドしながら生きると、地震や疫病などでひとつの事業が潰れても比較的生存しやすくなります。京都府の後援で開催した兼業複業ナイトで出た質問をもとにポイントを解説しました。

会社員を辞めるべきか?というなかなか悩ましい質問をいただいたので、回答しました。

会社を使い倒して複業しながら生きれるようになると人生の質が圧倒的に向上します。その方法とポイントを解説しました。

それではきょうはこのへんで。またお会いしましょう。

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