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【比較】宅建士と電気工事士どちらの資格がおすすめか?

其田です(ProfileTwitter)。2020年から働き方・暮らし方をガラッと変えました。現在は会社員とフリーランスを組み合わせながら、都会と田舎の多拠点生活をしています(詳しくは「28歳の目標と29歳の抱負」をご覧ください)。

きょうはDIYや中古物件リノベをされるかたが気になるであろう「宅建士と電気工事士どちらの資格がおすすめか?」というテーマで解説していきます。

01 結論

まず結論から。

・不動産・建築業界に就職 or 起業するなら「宅建士」
・DIYや田舎で仕事にするなら「電気工事士」

かなと。順番に解説していきます。

02 宅建士(不動産・建築業界)

不動産取引(売買)に関して

・重要事項説明
・重要事項説明書面への記名押印
・契約書への記名押印

宅建士の独占業務(宅建士を持っている人しかできない業務)なんですよね。なので、不動産や建築業界などの領域で就職を考えている人は必須資格と考えてよいかなと。合格率は15〜18%とちょっと難しめです。

逆になんとなく資格が取りたい人や、不動産売買には興味がない人(今後物件を売ったり買ったりする予定のない人)は必要ないかもしれないですね。

まとめると

宅建士(試験は1年に1回)
こんな人におすすめ
・不動産や建築業界で就職 or 起業を考えている
・不動産売買に興味がある
こんな人は必要ないかも
・なんとなく資格がとりたい
・不動産売買にはあまり興味がない

という感じ。

03 電気工事士(DIY・田舎で起業)

DIYや田舎で手っ取り早く仕事にするなら圧倒的に「電気工事士」がおすすめです。というのも、個人でDIYや事業としてやる場合は、圧倒的に電気工事士の方が実用性があるんですよね。

具体的には

・電線同士を接続する
・電線を柱や壁に固定する
・エアコン用コンセントを設置する
・コンセントを設置する
・照明を設置する
・スイッチを設置する

などの作業は基本的に電気工事士でないとできません。

第二種(低圧・一般住宅)と第一種(高圧・ビルや工場)に分かれるのですが、一般住宅の施工に必要な第二種は合格率50%〜60%ほどと比較的とりやすい資格というのもポイントが高いですね。

さらに自分の家をDIYしたりするにしてもとっても重宝します。田舎で仕事にするなら例えばWebサイトやSNSなどを活用して、エアコン設置やコンセント・照明の増設や取り替えなどで集客する方が仕事につなげやすい印象です。個人で稼ぐのであれば宅建士より換金性は高いかなぁと。

逆に、自分で電気配線をいじるより職人さんにお願いしたい人、体を動かすよりデスクワーク中心で働きたい人は、宅建士の方がおすすめです。

まとめると

電気工事士(試験は1年に2回)
こんな人におすすめ
・DIYで自分の家の電気まわりを施工したい
・田舎で個人で稼ぎたい
こんな人は必要ないかも
・自分でやるより職人さんにお願いしたい
・デスクワーク中心で働きたい

といった感じ。

04 口コミ

一般的な口コミも見ていきましょう。いくつか引用して記載します。

Q:宅建と第2種電気工事士どちらが就職しやすいですか。
A:私どちらも持っていますが電気工事士だと思います。
でも社会的地位は低いです。

引用:Yahoo知恵袋
Q:宅建士か電気工事士将来性収入があるのはどっちですか?理由もお願いします。

A1:宅建は取扱高が大きいので手数料の額も高く、ネットワークを営業力があれば、独立して稼ぐこともできました(過去形)現状は、誰でもネットで情報が見られる社会になってしまったので、同じ手数料を払うなら安心感のある大手不動産ということになって、弱小は軒並み苦戦(又は廃業)しています。電気工事は、まあ職人の世界ですから、地味ですが普通に生活はできます。大手に入れれば「宅建」の方が稼げると思いますが、堅く生きるなら「電気工事」かな?

A2:宅建は室内仕事だし年取っても出来る。電気工事士は3K、作業環境が過酷、起業しないと儲からない。

引用:Yahoo知恵袋

Q:宅建か、第2種電気工事士のどちらを取ろうか迷っています。
自分としては電気工事士の方が求人がたくさんあって良いと思うんですけど、宅建も不動産関係に就職できて良いと思うんです。どちらの資格を取れば就職できるか教えてください。

A1:ブルーカラーやってるが、この場合、電気工事士が評価される。宅建は「なんで持ってるの?」みたいな扱い。不動産関係はブラック産業なので、サービス残業やノルマ達成できなければクビも上等な業界。激務でよければ宅建とるのも良い。

A2:文系ですが、電気工事士を目指す事にしました。宅建取ったとしても文系の職となると営業職か、接客くらいしかないんです。そういう職種は最も不得意としている分野なので、電気工事士の資格とって、技術身につけて電気相手に生きていこうと思います。

A3:電気工事士も宅建も頭が柔らかく取れるうちは何にでも挑戦して取ったほうが良いと思いますよ。私自身第二種電気工事士・宅建のどちらも合格、現在建設業を友人と共同経営しておりますが(中略)理系出身者は医者や大学の研究室に残る人間は別として社会に出れば所詮技術者で使われる身、私利私欲を求めるなら絶対に文系だと思うのです。

引用:5チャンネル

一部の大手に入れるのであれば宅建士、手堅く地道に稼ぐのであれば電気工事士みたいなイメージのようですね。あくまで口コミに過ぎないので、この通りでないことも想定されるのであくまで参考程度に。

05 まとめ

ということでまとめると

・不動産・建築業界に就職 or 起業するなら「宅建士」
・DIYや田舎で仕事にするなら「電気工事士」

という感じです。自分がどうやって働きたいのか、暮らしていきたいのかを考えながら取得するのがおすすめです。

其田は夫婦で古民家リノベをはじめたので、ひとまず第二種電気工事士を取得する予定。詳しくは「28歳で学び直しをはじめた話」をご覧ください。

フリーランスだけ、会社員だけだと、どうしても想いとお金のバランスがとりづらいんですよね。「フリーランスカメラマンが地方でシェアハウスをしている理由」を解説しました。

2020年以降劇的に暮らし方が変化しました。「なぜ生き方を変えようと思ったのか?」2019年12月当時の想いを書きました。

追記:資格だけでは食べていけない理由とその解決方法

以前「資格取得と稼げるかどうかはまったくリンクしない」という記事を書きました。

よくある失敗として「資格取得が目的になってしまう問題」というのがあるんですよね。さらに言うと

・はりぼての資格をいくつ取得しても意味がない
・難関資格ホルダーもコモディティ化している
・市場が縮小している

ということがざらにあるので、資格取得だけしても意味がないことが少なくない。これに対する解決方法はいくつかあるのですが、具体的には

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