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27歳の振り返りと28歳の目標

ども、其田です(@haletoke)。会社員とフリーランスをうまいことハイブリッドして生きています。27才最後の日にあたり、27歳の振り返りと28歳の目標を解説していきます。

・フリーランスでうまいこと稼げない
・会社員とフリーランスの両立に興味がある
・会社員だけどできれば会社勤めを辞めたい

みたいな方々のお役に立てれば幸いです。

2019年12月18日追記:TwitterでRTしてくださった方を追記中です。

27歳の振り返り

2019年27才は過去の自分の2倍~3倍くらい働きました。思えば2014年にフリーランスに挫折してその後会社員になり、副業として再スタートしたのが2015年。あれから4年必死で働き、売り上げもちょっとずつですが伸びてきました。会社もフレックス制度もはじまり融通のきく働き方にシフトしたというのも大きいですね(来年度からはテレワーク制度を導入してもらう予定)。

写真や通訳ガイドの方もお陰様で様々な海外の企業や個人のクライアントとご一緒させていただきました。

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一方で課題も感じています。大きくカテゴライズすると次の3つになります。

1・労働集約型(単価×回数×リピート率)の仕事なので売り上げの天井が見えている(月100万~150万・年1000万~1500万)
2・
時間的空間的に束縛されている状態が続いている
3・不安をかき消すために働きまくり時間や心にゆとりがなくなっている

順番を追って説明していきますね。

1・労働集約型(単価×回数×リピート率)の仕事なので売り上げの天井が見えている(月100万~150万・年1000万~1500万)

まずは労働集約型の働き方について。会社員+インバウンド観光というリスクヘッジ型フリーランスで高単価化をしているとはいえ、小粒案件(1件4万円~20万円)がほとんどで、大型案件(1件20万円~100万円)みたいな案件は数件あるかないかくらい。長時間労働で考える時間を減らしてとにかく働くみたいな1年になってしまいました。ちなみに、一日の過ごし方はこんな感じです。

コメント 2019-12-17 094257

コメント 2019-12-17 094529

会社員+個人事業で短期的に月100万円、年1000万円をかせぐのであれば有給やフレックスやテレワークを使いつつ、小粒な高単価案件を大量にすればよい(日々の作業を機械で自動化して時間を捻出し、儲かる人や市場で役に立つスキルを身に着け、付加価値をつけて仕事する)のですが、30歳以降は労働集約型の仕事は正直難しいです。

というのも

・優秀な若手がドンドン追いこしていく
(最新のITやSNSになれているので超強い)
・そもそも体力的に仕事がしんどい
(夜眠くなる、筋トレして体力つけなければ)
・家族との時間も大切にしたい
(仕事ばっかりしてると本当に大切なものを見失う)
・仕組みを作る側にまわらないと思考停止してゆるやかに死ぬ
(大企業の40歳以降のリストラはこのパターン)

先日東京で20代の若手photographerさんとご飯ご一緒してもらったのですが、彼らはスーパー優秀ですね!大手企業との広告案件もバンバンやってますし、フォロワーやファンも多いし、写真もうまい。

キレイな写真を撮れるだけのカメラマンは自然淘汰される

とこのマガジンでは常々お伝えをしていますが、リアルに体感できたのでとてもよかった。若手から学んで自分の血肉にせねば!ちなみに一緒にご飯したphotographerさんはこちらのみなさんです(みなさん素敵なので要フォローです)。

で、労働集約型の疲弊する働き方から脱却するには3つしか方法はないとお思っています。

A:経営にまわる
よくあるのはPhotographerの派遣事業を経営するパターンですね(とはいえ低価格競争の海に飛び込むような感じなので工夫しないと厳しい)。あとはオンラインサロンなどでクリエイターを囲って企業案件を受託して振り分けるみたいなのも多いです。

B:超高単価な売れっ子Photographerになる
「〇〇さんに仕事をお願いする」という自分自身をブランド化して商品にするパターンですね。この門は超絶狭いですが、一回抜けてしまえば10年くらいは大丈夫なのではないでしょうか(海外の仕事を引っ張ってこれるとさらにいいですね)。

C:別の事業で資産を持つ
そもそも写真以外に別の事業を持つパターンです。其田はこのパターンですね。会社員とフリーランスの労働集約型の稼ぎをシェアハウス事業に入れています(現在2軒)。シェアハウスとして3軒くらいは必要かなぁと考えています。というのも

・好きなことで必ずしも稼ぐ必要はない
・大切なのは継続できる環境をつくること
・本当に大切なものを守れること

と考えているからです。

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2・時間的空間的に束縛されている状態が続いている

其田は普通に総合職の会社員です。ちょっと変わったところといえば「新卒1年目で社長に交渉して原則禁止の副業をOKにしてもらった」ことくらいです。もちろんフリーランスになって自由に働くという選択肢をとればそれでもOKなのですが、其田は過去フリーランスに失敗して就職しているので「会社を使い倒しつつフリーランスでいけるところまで行く」みたいなことをテーマにしています。

でもですよ、週5で会社員するのって時間的空間的に束縛されるので、どうしてもフリーランス活動に制約が出てくるんです。ということで、さらに会社と交渉をしまして

2019年:フレックス制度(実施中)
2020年:テレワーク制度(実施予定)

をテスト的に導入をしてもらう予定でいます。で、そのテスト生に其田がなるわけですね。2021年以降はフルリモート・もしくは業務を外注してもらった自分の会社に発注してもらうみたいな形態がとれないか模索中です。

3・不安をかき消すために働きまくり時間や心にゆとりがなくなっている

ハードワークはどこかの時点で必要になるのですが、身体も心も荒れていくんですよねぇ。とりあえず手を動かしていれば目の前のことに没頭出来て将来のことを考えなくていいのですが、ときどき立ち止まって「自分はなにを大切にしたくて、そのためにはどうすればいいんだっけ」みたいな部分を確認する作業が必要です。

2019年は「売上どこまで伸ばせるかチャレンジ」みたいな部分があったので意図的に仕事を詰めたのですが、そろそろ考えて設計を見直すフェーズに来ている気がします。みなさんも

・やるフェーズ(無心に手を動かす)
・考えるフェーズ(自分がどうしたいのか、そのために何をいつやるのか)

は意識的に切り替えていくとよいと思います。個人的なおすすめは

・日々の労働でお金を貯める
・乾燥洗濯機やルンバや食洗器などで作業を自動化して時間捻出
・とりあえずやりたいことをやってみる
・そこから得た発見や体験をベースに自分がいなくてもまわる方法や高単価にさせるための方法を考える

がよいです。其田は新卒後の手取り18万円とかのときに15万円の乾燥洗濯機と3万円くらいのルンバを買いましたが正解だったと思っています。誰でもできる再現性の高い方法なのでぜひやってみてください。

28歳の目標

28歳は「考える時間を捻出する」ために1月~3月はフリーランスの仕事はどうしてもやりたいもの以外は控えることにしました。売り上げは落ちますが、それによって20代の残りの2年をどう過ごすかを決めるのが大切だと考えています。

具体的に1月~3月で取り組みたいことは

・Instagram
・note
・Youtube
・Twitter
・Web

の5つのコンテンツ作りと仕組みづくりです。何のためにやるかというと、海外案件の大きな仕事をうけ、資産となる事業を育てて、身近な大切な人を大切にして生きることが目的です。

Instagaramは1万人ちょっと。

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noteは2019年7月に100人程度のフォロワーしかいなかったものが6000人を超えるまでになりました。

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有料マガジンも40人以上の方が購読してくださいました(ありがとうございます)。

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それによってできることも増えてきました。数がすべてではないのですが、やはり数の力は持っておきたいと思うんですよね。と思うんですよね。

Youtubeはまだまだ登録者が30人程度。

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Twitterもまだまだ2500人程度。

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クライアントのいる仕事ばかりしていると、自分の作品作りなどがおろそかになりがちなので1月~3月はちょっと比重を変えていきたいと思います。

こんな記事も書いています。

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追記:ここだけのぶっちゃけ話

東京の若手Photographerのみなさんとご飯をして思ったことがいくつかありました。具体的には次の3つ。詳しく解説をしていきます。

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