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アラカンVloger奮戦記その3・こびりついた思い出の巻

毎朝お鍋でご飯を炊くため、吹きこぼれが激しく、汚れがこびりついたコンロを、ピカピカにした。

実際、料理を動画で撮る人たちは、普段からコンロをピカピカにしているのだろうか。それとも撮影するときに綺麗にしてたら、いつもコンロをピカピカにする習慣が付いていったのだろうか。

それとも、そもそも料理を動画で撮影する人たちに限って、コンロを汚したまま放置するなんてことはあり得ないのかもしれない。

ガシガシゴシゴシ、タワシを擦りながら、そんな考えがぐるぐる浮かぶ。

人に見られるから、綺麗になる。

(一石二鳥じゃない?)

誰しもそんな他愛もない理由を、密かに、抱えている。

ざらつくような感覚を、タワシで擦り続ける私。

私は、掃除をするとき、大体、暗い気持ちになるのが常だった。子どもの時に、
母親に強制された思い出が蘇るから。

(これでよし)

暗い気持ちを吹き飛ばす。

さて、大仕事を終え、いよいよリングライトくん登場だ。

リングライトくんは、コンロ全体が撮影できるように、旦那さんが設置してくれた。棚板の下部に木片を挟み平にして、リングライトのクリップを挟む。

リングライト設置

アームの部分は、自在に動かすことができる。

アームは自在に動かせる

1歩1歩着実に、撮影へ。テンションは上がるぴょん。次回に続く。









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