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The Forth Advancing System Ⅲ & Ⅳ & Ⅴ

第三章:疑問

前回は、人間こそがもっとも多様で自由だから、もっとも進化した種であるということに着想しました。
ここからが始まりです。

もっとも多様で、もっとも自由とはどういう意味を持つのでしょうか?

暑いところに行けばクーラーをつける。
寒いところに行けば暖房をつける。
これらは、人間が変化に強いという証です。

しかし、変化に強いと言うだけでは、ただ漠然とした思いつきですし、何より、昆虫も零下100℃でも冬眠状態で生き残るものもいますし、暑いアマゾンの熱帯雨林にはこれでもかという種類の昆虫が繁茂しています。

人間には、多様で自由で変化に強いという特徴があります。
しかし、昆虫もそれに負けず劣らず多様で自由で変化に強いという特徴があるのです。
ここにヒントがあるのは、私の直感という感覚が指し示しています。
何かが欠けているのです。

第四章:発見

なかなか厄介な問題です。しかし、私、はるきーは欠けていたものに気がつきました。

そう、想像力です。
昆虫には、想像力がありません。

昆虫は、偶然、多様化、自由化、変化に対する強さを獲得したのです。それも長い年月をかけて。人間は、生きている間、4、6時中、想像という所業をもって、種の頂点にたったと言えるのではないでしょうか。想像力とは何かを解明していけば、人間が頂点にたった理由を誇らしく高々に宣言できるのだと、私、はるきーは確信し妄執したのです。

第五章:挑戦

前回は、想像力こそが人類をもっとも優れた種であるとする証拠と考えました。
あとは、これを法則にしなければ、頂点とは言えません。

そして、気がついた人もいるかもしれませんが、人間から人類に言葉が変わりました。

昔、高校時代の時、とても熱心で優秀な世界史の先生がふとこんな質問をしました。本当に、恵まれた時代、恵まれた先生でした。
人類は、1000年以上前から生まれているが、いつ文化が始まったのかとクラスの全員に質問しました。

誰も答えられずにいると、先生が話し始めました。
文化とは、文字が化けると書く、文字を書くようになったとき、人類は初めて文化を手に入れたのだと。
『文化』これこそが、これを紐解くことこそが人類が頂点であるという自尊心を獲得するためのキーワードだったのです。

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