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”カーテンコール”にご注意

こどもたちが手をつなぐ後ろ姿を見て気づいたことがある。自然な姿勢で楽そうだな〜と。

子どもと手をつなぐと、どうしても、大人の高さになる。歩く道のりずっとカーテンコール状態

自分のことを棚に上げるが、大急ぎで子どもを引っ張っていく親御さん、大抵そうなってる。片手だけど。

何かっていうと、手をつないでバンザイ、これです↓

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(※舞台 メアリーポピンズより拝借)

わたしは自分の身長が高い(約170センチ)ため、自分より圧倒的に背が高い人、とお付き合いしたことはなくて(最大でも身長差15センチくらい)、大きい人と手をつなぐ安心感?みたいなものを体感したことはないのだけども。

息子2歳半、約95センチ。
母、約170センチ(その差1.8倍)

私の1.8倍は約3メートル。
3メートルの巨人と手を繋いでずっと歩くのって結構疲れそうだなとか思ったりして。
(この計算は抱っこの時にも考えた笑)

同じくらいの高さで、なんなら恋人たちくらいの差を楽しみながら手をつなげる、なんて時期は、多分ほとんどないだろうと思う。子どもたちはあっという間に大きくなる。

全幅の信頼を置いて「手つなごう」と言ってくれたり、ギュッと握ってくれるのは、きっと、小さな今のうちの特権のようなもの。

だから、カーテンコールでぐいぐい引っ張るんじゃなくて、すこーしだけ、子どもの高さに手を伸ばしてみる。

ギュッと握る力が、少し強くなったような気がした。

危ないから手をつないで、だけじゃなくて
つなぎたいから手をつなぐ、をもう少し楽しもう。


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