Society5.0時代の働き方は地域から生まれる

巷では Society5.0 とか色々言われていまして、私も国の委員会や自治体に呼ばれて色々と意見を言わせていただいていますが、結局は、誰がやるのか?というのが大事だと思っています。その地域のことを好きで、まちを良くしたい人たちがいて、その人達が主体的にまちづくりに参加できる仕組みはどういうものなのかをまずは考えなくてはいけません。

基本的にはまちづくりの話なのに、横文字になった瞬間にITプラットフォーム企業の発言力が大きくなるのはおかしい話です。地域コミュニティ、自治体の現場職員や地域事業所などのリアルな課題に向き合って、それを解決していく人はだれなのか。プラットフォーマーではありません。多くの場合、紙に頼ったワークフローだったり、縄張り争いだったり、アイデア不足だったり、そういったIT以前の課題があったりするわけですが、それができるのはもっと現場に近い人達です。

データ連携基盤やCityOSといった言葉に踊らされないためには、今の環境でできることをアジャイルに積み上げていくことが大事です。そもそもの熱量や活動がないところにデータ連携の基盤を入れたところで活性化するわけではないのです。

既存の仕組みや「できない理由」を変えていくための挑戦が必要で、それがやりやすい地域というのはこれからのアドバンテージになると思います。
宮崎県新富町もそんな地域のひとつ。従来とは一味違った地域おこし協力隊を求めています。テクノロジーの社会実装に興味のある人に来てほしいそう。

私も行ったことがありますが、若者たちがたくさん集まって様々なことにチャレンジしています。

Code for Japan からの紹介で3年間神戸市職員として働き方改革を推進した砂川さんも、民間から行政へ飛び込み、自治体の現場の中でうねりを作り上げています。

3月7日に、ワークデザインラボ 石川さん、砂川さん、斎藤さんをまねいてイベントをやります。実際に地域で活躍している地域おこし協力隊のメンバーも登壇します。

地域でチャレンジしてみたい方、今後のキャリアについて相談してみたい方、ぜひお越しください。


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