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68日目「ふくと距離感」

11月28日

今日はふくの話。

我が家のツインズ、野良だった経験はないのに、なぜか人慣れしていない。(ツインズの生い立ちについてはこちらをどうぞ)

特にふく。
何回か書いてるけど、ふくは本当に警戒心が強い。
これまでのエピソードとしては、
・来て数日、ずっとケージ内
・夏場のお気に入りはベッド下
・人が近づくと、部屋の反対側へ
・寝ていても、人が近づくと逃げる
・ご飯は人が遠くにいる時に限る
・おやつを人の手から食べない
・遊びに積極的にならない
などなど。。。あげればキリがない。

だが、これでも実はゆっくり、本当にゆっくり距離が縮まっていると感じている。

実はふくの寝ている写真は貴重。普段なら絶対起きちゃうからね。


一つは、ふくがリビングの見えるとことで寝るようになったこと。
よく寝ているのは、キャットウォークの上やキャットタワーの上。
夏はベッド下から本当に出てこず、本気でTさん(夫)と「ベッド下を板かなんかで塞ごうか」と話していたほど。

それが、寒さもあってか、最近ずっとリビングで寝ているし、隠れてもテーブルの下など、分かりやすいところが増えた。
隠れられる時点で慣れてないじゃん、と思われるかもしれないが、以前のふくならば完全にステルスしていたので、マシになった。

分かりやすい場所筆頭


二つ目は、ご飯に食いつくのが早くなった。
これはわずかの差だけど、リビングから声をかけると、寝室にいても覗いてくるし、そこそこ近くにいても食べ始めるようになった。
未だにこちらが動くと食べるのを止めて、すぐ逃げられるよう構えちゃうんだけど、以前よりは近くにいられるようになった。
これと似た感じで、リラックスしているときに、目が合っていなければ、割と近くにいるようになったのも、うれしい限り^^

三つ目、これが最大の違いだと思うんだけど、遊びにめちゃくちゃ積極的になった。
以前は、はぎが引っ張ったおもちゃの紐に手を出すくらいで、追いかけたりしなかったが、今は、割と追いかけて、一生懸命遊ぶ。
キャットウォークの上も追いかけていくので、運動不足解消にはよかった。

ソファの背もたれに登って私が振るおもちゃに釘付けなふく。遊びでテンション上がるようになった。


四つ目は、他人と比べて、という話。
先日の通院で、ふくが病院で「暴れる」と警戒されているけど、私は見たことがない話も書いたが(参照)、私ら夫婦はとりあえず他の人間よりは信頼を得ているらしい。
さらに、実は今まで書いてはいないが、我が家に来客があった時、誰もツインズの姿を見ていない。
コロナ禍もあり、これまでの来客は私の両親、友人夫婦くらいだが、どちらが来た時もベッド下や棚下に隠れ、完全ステルスを決めていた。
友人夫婦には「猫を飼っている」とは伝えたが、我が家に来ても「2匹飼っている」ということには気づかなかったほど。

でも、来客が去ると、リビングのど真ん中に出てきて、ツインズで遊び始めたり、キャットウォークで昼寝を始めたり、とリラックスしていることが分かった。


ここまで、進歩した点をあげてきたが、もちろんまだまだな点もある。
相変わらず、人の手からおやつは食べられないし、はぎみたいに撫でられるわけではない。
特に私は病院に連れて行くときに、仕方なく洗濯ネットやキャリーで無理やり捕獲しているので、警戒されていることが伝わってくる。。。

でも、先日の避妊手術&抜糸で、通院はひとまず一段落。
当面は通院の予定はないので、徐々に距離を詰めていければいいな。

とりあえずの心配は、春から夏にかけての換毛期までに、ふくをブラッシングできるようにならないと、毛玉になってしまう。。。
それは本当に避けたい。(詳しくはこちら

もしかしたら、本当に毛が抜けない体質の子かもしれないし、互いにグルーミングしあって、ふわふわサラツヤを維持できるかもしれない。
でも、やっぱり「触れられる」というのは、飼っている上で大きな助けになるだろうし、何よりいつまでも他人行儀でいてほしくない。

飼い主として、歩み寄り方も常に考えていかないといけない。
これからも試行錯誤は続く。

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