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ココロ揺さぶる 感情を動かす文章のコツ

人のココロを動かす文章って書けますか?

「人は感情が動かないと買わない!
感情を動かせ!」

なんて言われるけど難しいですよね。

Twitterでどなたかがアンケートを取られていたのですが、

感情に訴えるって難しい!
どうしたらいいの?

という人が多かったです。

はい、私もその一人。
意図的に人の感情を動かすのは難しいなと思います。

最近特に、感情を揺さぶる文章ってなんだろう?
と考えていたところに
思わず涙がポロポロとこぼれてしまった文章が耳に飛び込んできました。

「感情を動かす文章」について気付いたことを
今日は共有していきます。


1.思わず涙がこぼれた文章とは?



突然ですが、好きな歌はありますか?


メロディーが好き、とか
歌詞が好き、
思い出の歌などいろんな理由があると思います。

実は私が思わず涙ホロリした文章っていうのは
歌でした。

文章の力だけじゃないじゃん。ズルいぞ。

と思われたら申し訳ないです。

思わず涙した歌なんですが、

優里の「レオ」って曲です。
聞いたことありますか?

すんごくいい歌なのでぜひ聞いてみてください。
オススメ!

で、私はもともと「レオ」という曲は知っていて
「いい曲だな、好きだな」と思っていたので
曲自体は何回も聞いてました。

でも今回はじめてPVを見て
最初から最後まで通しで聞いたら
泣けてしまったんですね。

それはなぜかというと、この曲のストーリーが見えたから。

今までメロディとか断片的に
歌詞を聞いてたんですけど、
改めて1曲全体を聞いて
この曲のストーリーがイメージできるようになりました。

ご存じの方もいらっしゃると思うのですが、
このレオという曲は小さい女の子のもとにやってきた
ペットの犬「レオ」の目線で書かれた曲です。

1曲のなかでレオの一生が飼い主さんである女の子の成長と共に描かれるストーリーになってるんですね。

まずはこのストーリーの力です。
これが感情を揺さぶる強力なものです。

2.ストーリーの力


そもそもストーリーにはいろんな力があって

・読ませる
・信用、信頼
・共感
・教育
・自己開示

などなど。

読ませながら心を動かすことができてしまう、

あのヒトラーも自分の過去の話をおりまぜ
聴衆を熱狂させた。

それほどストーリーの力って言うのは強力なんですね~。
ビジネスでもほんとによく使われてます。


さらにこの曲の歌詞のどの部分で
強く感情が動いたのか分析してみたんです。

そしたら
2番のサビの歌詞でグッときたことがわかりました。

(2番のサビ↓)
名前はレオ 名前はレオ
君がつけてくれた名前だから
寂しいけれど悲しいけれど
そばにいると決めた大事な人

でも、よくよく考えるとこの歌詞って
1番でも出てきてるんです。

(1番のサビ)
名前はレオ 名前はレオ
君がつけてくれた名前だから
悲しい時も嬉しい時も
そばにいると決めた大事な人

ちょっとだけ違うけど、

サビなので歌詞自体はそんなに変わらならないんですよね。

同じ文章なのに、なぜ感じ方がこんなに違うのか?
不思議だなぁって思ったんです。

同じ文章でも感じ方が違うのは、
この文章が出てくるまでの文脈、背景が違うから。

このレオの歌詞では
1番ではレオが女の子に引きとられて
毎日楽しそうに遊ぶ姿が描かれています。

ところが、2番では
女の子が成長して一緒に過ごす時間が
減ってレオが家で一人寂しく過ごしている姿が
描かれています。


この背景を理解したうえで

一緒に過ごせないのは
寂しくて悲しいけど、それでも変わらず大事な人だと思っている

そんなレオの感情が伝わってくるんですね。
すごく健気で切ない。

ほとんどおなじ言葉が出てくるサビでも言葉が出てくる文脈が違うんですよね。


私は犬になったことはないですが(←当たり前)
場面がイメージできて感情移入を
してしまうから感情も動くんです
よね。

これがまた一つのポイントです。

人の感情を動かすために
言葉をどうのこうのしてカッコよくしたくなるんですけど、
どんな言葉を発しようと
その言葉にどんな背景があるのか。

それを読み手が理解してイメージできているのか。


ここなんですよね。

よく情報発信では
「何をいうか」ではなくて
「誰が言うか」
なんて言いますが、

まさにこれ。

その言葉を発するのにどんな背景があるのか。
その言葉を受け取るのにどんな背景が浮かんでるのか。

これなんです。

ストーリーがあると、登場人物の背景がイメージできるので
感情移入もしやすくなります。

なので、感情を揺さぶるためには、
1文だけでどうにかしようとするのではなく、
文章全体でイメージしてもらうこと。

表面にでている言葉だけじゃないよ
ってことですね。

3.感情を動かすワンポイントテクニック


そうしてもう一つ大事なこと。

こちらが感情をこめること!

単純だけど、これってかなり大事で。

無感情に淡々と話してるものに対しては感情が湧きにくいです。

ところがどっこい。

ふっざけんなよ!!!いい加減にしろよ!!

なんて感情マックスでぶつかってこられたら
こちららもアセアセしちゃったり感情乱されると思うんです。

マンガとかドラマ、映画でもいいんですけど、
自分の心に残ってるシーンて
登場人物も強い感情を出してるシーンだと思うんですよね。

歌も感情がこもって
盛り上がってるところの方がより強く心に響きます。

サビは盛り上がり、感情が入るところだから
今回泣けてきたのにも納得です。

人間不思議なもので、相手が感情的であれば
こちらも一緒に感情的になってしまうんですよね。

これは人間のミラーニューロンってものが
関係してるかと思います。

だからこちらが感情をむき出しにして
伝えることで相手も感情を揺さぶられる
ということです。


って言っても
これが結構むずかしかったり。

文章書くときってだいたい
独りで黙々とかきませんか?

すごいハイテンションでしゃべくりながら
書いてる人はあまりいないかと。

冷静な状態で書くので
文章もお上品(?)になりがちなんですよね。

特に、1日眠らせて読み返すとなんか恥ずかしくなって当たり障りのない言葉に直しちゃったり。

前は私もよくすんごいお堅い文章になってました。

今はだいぶ良くなって、文章から人柄が伝わってくるなどのお言葉を頂けるようになってきましたが。

そこで、簡単にできる冷静で味気ない文章を抜け"感情を込める方法"を一つ置いておきます。

テクニックってほどのものではないですが、いますぐできます。

それは、

”しゃべりながら書く”ことです。

さっきしゃべくりながらハイテンションで書く人はいないだろうと言ったばかりですが。

1回しゃべりながら書いてみるといいですよ。

特に感情を込めたいところ。
自然と言葉に魂がなりますし、口調がそのまま文章に出ます。

私もまだまだですが、
この方法はなかなか良かったですよ。ぜひ。

では、最後にまとめます!

感情を動かすために

・相手が場面をイメージできるように書く
・背景のストーリーを描写する
・感情をむきだしで文章を書く


ということで今回は”感情を揺さぶる文章”についての気付きを共有しました!

ほかにももっと細かいテクニックはいろいろとあるかと思いますが、
また何か気づきがあれば共有していきますね~!

ではでは!

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最後まで読んで頂き
ありがとうございました!

はる

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