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自己紹介と経歴:コミュ障のためのテレアポ入門

テレアポ(新規営業)ってつらいよね。
営業に向き合う覚悟・信念・知識・勇気・思いやり…
持つべき要素を全て備えているはずなのに結果が出ない。
結果どころかまず電話先の方に相手にしてもらえない。

初めまして、弱男HALと申します。
このnoteはわたしと同じく不器用ながら奮闘し続ける全ての方の一助になりたいという思いで発信していきます。

今回は自己紹介と経歴をまとめました。


名前の由来:弱男HAL(じゃくだんはる)

「弱男」=弱者男性のこと。
近ごろ一般化してきたワードのようなので、トレンドにちなんだ名付け。
実際に社会で生きることは困難が多いなあと感じることは多いです。
※ただ、わたし程度の困難は珍しいことではないと自負しております。

現在のプロフィール

年齢は30代半ば。会社から徒歩3分圏内の都心のオフィス街に住んでいます。一人暮らしにしてはやたらと高額な家賃は会社の補助ありき。

現在の仕事は、入社5年目、ベンチャー企業の営業部。
テレアポ事業部の責任者。(あくまで運営の範疇ではありますが、)テレアポチームに関することはほとんど自身の裁量で決めさせてもらっています。

現在の収入は高くも安くもなく、東京都内でいうところの年齢層相応の平均といった感じでしょうか。(現在を切り取ると全く弱男な雰囲気ないですね)

環境と生い立ち

地方の出身。羨ましいと言われることもあるけれど貧困の地方。
片親で母の実家で二世帯で暮らして幼少期を過ごしました。
後に母は再婚することに。真面目で誠実な両親ですが、雇われ賃金が安いのかいまだに両親はアパート暮らしです。正直、東京ではフリーターでも、もっといい暮らししてるのでは。ワーキングプア家庭というのかもしれません。

学生時代と職歴

地元の多くと変わりない価値観のまま、誰でもいけてしまうレベルの高校を卒業してそのまま地元のFラン私立大学を卒業。
学生時代は、勉強、スポーツ、ものづくり、アート、音楽、人付き合い、恋愛、全てが不得手でコンプレックスしかなかった。(ドラえもんの主人公のび太でも射的の特技があって羨ましいと本気で思っていました。)

ただ、唯一、上手なわけではないけれど、憧れ続けていたミュージシャンを志して大学卒業後になんの当てもなく上京。東京にはいろんな受け皿があって、都内ライブハウスでステージで時々演奏しながら、ライブハウスのスタッフとして働くことで20代は全く就職せずにやり過ごしていました。
よく朝まで飲み明かしては、朝方の満員電車と逆を行くサラリーマンたちを横目で見ては「自分はこうはなれないな」とちっぽけな優越感に浸りながらアンダーグラウンド生活を満喫していました。
当時は「好きなことを仕事にしている」という自負だけで、稼げない分はアルバイトの掛け持ちでなんとか持ち堪えていましたが、コロナ禍で状況が一変します。

現職までの経緯

ちょうど30歳を迎えてアンダーグラウンド生活に不安を覚えたこともあり、就職を決意。正直経済的にきつかった。ちょうど知り合いのツテで出会った、現職のベンチャー営業会社に入社しました。
良いふうに聞こえるかもしれませんが、入社当時は住宅街の中にある民家の一階を借りて、そこを事務所として、社長他の数名でテレアポ(営業電話)をかけていくところからスタートしています。
胸を張って就職しました!とは言いづらい環境ではありましたが、そんな環境だからこそ、わたしのような人間の力も必要で続けて来られたのかもしれません。

弱男の特性について

ここまで生い立ちから現職の経緯だとうまくやっている感じです。
ただ、一つ一つのことを身につけるまで相当時間と労力を費やしてきました。学生時代からのコンプレックスの源泉が、このような特性と関連していることを知ったのはここ数年。「自分ってなんでこんなに不器用でしんどい思いをしなくてはいけないのか」と悩んだり「ちょっとした成功体験」を偉そうに語ったりという時期もありました。

以下はただの特性なので、これらはプラスに働いている面もあります。
苦悩が多いことも事実。わたしには以下のような発達障害の傾向があります。

・ASD:こだわりが強く、思考が偏りがち、環境に左右されにくく、他人との関わりでいつも疲弊しています。
・ADHD:不注意、衝動的な行動も多く、これまでもたくさんの対策をとって対策していますが、細かなエラーは今でも数えきれないです。
・DCD:日本でも認知されはじめたものですが、いわゆる運動音痴で、手先が不器用。出来て羨ましいみたいなことはほとんど出来たことありません。
・軽度知的障がいの兄弟:近い遺伝子を持った2つ下の弟は軽度の知的障がいで小学校高学年程度の知能。関係ないようでいてそういう家系なのかも。

「こんなに頑張って社会に適用してもまだまだま課題が山積みなのか…」と会社員になってより思うことが多い。
これらの定義に様々な見解はあれど、発達障がいという言葉で定義されたことによって、これまでの苦悩の正体を知って、傾向と対策が取れるかもという希望になりました。(今も勉強中)

一方で、「続けられることが才能」と言われることもあります。
発達の特性のおかげで、まともな感覚では耐えられないことや、続けられないことを他人がどうあれ続けられたのもまた事実。

この自身の経験や学びが社会や、同じような苦悩の同志たちの一助になれば嬉しいです。

前回の記事で数々のエラーについては書きました⇩

自身の特性を踏まえると、営業の世界で結果を出し続けられているのも様々な幸運に恵まれていることは間違い無いでしょう。
ただ、”テレアポだからこそ、対面営業よりも結果に近づくことが出来た”というのも一要素。テレアポ(新規営業)の魅力についてはまた次の機会に。

これからの展望

まだまだ未知数ですが、自分で決めた道できちんと工夫すれば必ず活路は開けると信じています。実際に小さな世界では結果も出してきました。

これからはわたし自身が不器用で苦悩する方たちのお手本になれるような、弱男(と多くの苦悩する方)の特性がある人がいたおかげでいい世界になったよね、いい人生になったよねと思えるような世界を目指して日々発信していきます。

まずは手前の世界。テレアポ、新規の営業から。
仕事で圧倒的な結果を出すということは難しいことのようで、それだけできれば評価を覆すことの世界でもあります。
日々の数字のプレッシャーに追われることは大変かと思いますが、
わたしたちだからこそ見える世界。
一緒に描いていきましょう。


弱男HAL

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