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のび太くんに学んだこと

暇だ。じゃあ誰かと遊ぶか、いやこの年齢で夜遊びできる友達も居なければ(みな結婚して子持ち)コロナの影響で遊べるところもない。じゃあゲームするか、いやもうゲームする元気もない。誰でもいいから誰かと電話するか、いや誰でもいいわけでもない。

暇って大敵。てことで久しぶりに一人で晩酌することにした。お酒のお供はドラえもん/ブリキのラビリンス。33歳にもなってドラえもん見ながら晩酌。でも、これがとても楽しい。子供の頃見た時と大人になってから見た時では感じることは違う。新たな発見がある、不思議。

子供の頃は頼りなかったのび太くんが、大人になってからは本当に良い男に見えてくる。自分勝手なところもあるけど、それを上回る優しさと思い遣りを持ってる男の子だ。未来で静香ちゃんがのび太くんのプロポーズをOKした理由がとてもよく分かる。「そばについててあげないと危なくて見てられないから」素敵なお返事だと思った。

「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。それが一番人間にとって大事なことだからね。」
by静香ちゃんのパパ

色んな男性を自分なりに見てきた人生だった。惹かれる人は自分と真逆な人だった。価値観が合わない人もたくさん居た。でも、やっぱり今でも思い出すのは、思い遣りの深い優しい人だ。言われて悲しかったことって心に傷がついた分長く居座るけど、でもそのもっと深い中に優しさや思い遣りや愛の言葉が核となって残ってる。

素直でお調子者でマイペースだけど優しさと思い遣りを持った人。そんな人にいつか出会えたら、心から愛したいと思った。

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