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PCブライトサマー、PDキュートボーイッシュ・アバンギャルド(7:3)診断レポ

パーソナルカラー、パーソナルデザイン診断を受けました

去年の夏の話です。
パーソナルカラー診断(PC診断)、パーソナルデザイン診断(PD診断)を受けました。

結果、PCはブルベ夏(1stブライト、一応2ndクール)ど真ん中でした。
PDはメインがキュートボーイッシュ(7割)、サブがキュートアバンギャルド(3割)

ちなみに以前受けた顔タイプ診断ではソフエレとフレッシュの中間という結果だった私。
そのスペックからすると意外……!と思ったことも、答え合わせだな、と思ったこともありました。

覚書程度に、軽くレポしていきます。


前提として――なぜ診断を受けるのか?

私はとにかく服選びがとても苦手。

色味・生地感・シルエット・サイズ・流行・季節・シチュエーション・自己表現・イメージ演出など、考えることが多すぎていつもパンク状態。

試着してみてもイメージと違う、買ってきて家で着てみるとなんか違う、買ったもの同士が合わせられない、ということが多すぎて、ショッピングにはうんざりです。

少しでも普段の服選びが楽になるといいな、と思って受診しました。


それと、好きな服を似合わせる方法が知りたかったのもあります。

よく「好きな服を着ればいい!」とは言いますが、着てみて似合わないなぁと自分で思ってしまった時の悲惨さったらないです。でもやっぱり好きな服は着たい。

似合う・似合わないの傾向を知ることで、自分のなりたいイメージに寄せることができるのではないかと思いました。

それでは本題です。

パーソナルカラー診断

最初はPC診断から。
私のお邪魔したサロンでは、4シーズン、実質16タイプでの診断が採用されていました。

最初は髪質や毛量、髪色、瞳の色を見てもらいます。
それから鏡の前で、ドレープという色とりどりの布を顔の下にあて、似合う色を探していきます。

青やピンクなどの色味ごとに、春→夏→冬→秋、という順番で、4枚ずつドレープをあてていきます。
そして4分割のシーズンが絞れたら、そのシーズン内で明度や彩度の異なる色のドレープをあてていきます。

私がもつ色素のバランス

私の髪質は柔らかめで毛量は普通、髪色は赤みのグレー、瞳の色は赤みのダークブラウンらしいです。

おかしいなぁ。小さい頃は髪の毛が太い直毛で毛量があったと思うんだけど……。
髪色についても、美容院では赤み寄りか黄み寄りか、美容師さん同士で議論になるくらい微妙だったはず。
瞳も別に赤みを感じるほどではない。

と思ったのですが、同時に受診していたイエベ春の方と比較して、その意味がはっきりと分かりました。特に髪色と瞳の色の色調が、全然違いました。


私の思っていたブルべ夏の髪色は、私の感覚では「真っ黒」「赤みも黄みも感じない色」「緑みを感じる色」「赤っぽいブラウン」。
それと比べて私の髪色は「赤みも黄みも感じないダークブラウン」でした。
どちらかといえばブルべかな?くらい。

実際、PC診断を受けるまでは1stブルべ、2ndイエベの予想でした。

でもイエベ春の方の髪色は、同じ「ダークブラウン」にカテゴライズされるとしても、陽の光を受けたような温かみを感じる色味でした。
ブルべの透明感が水や氷だとしたら、イエベの透明感は朝陽や夕陽だと思っているのですが、その違いです。


ネットでは髪色などではイエベ・ブルべ分類できないという説もありますが、一目瞭然でした。

ただこの日の参加者はみんな1stも2ndも統一してブルべかイエベだったので、わかりやすかったのはあるかもしれません(あとは比較対象が少ないと、自分では判断がつかない)。

私がまごうことなきブルべと判明し、次はドレープをあてていきます。

明度・彩度・色調

まずは4シーズンを割り出します。
ドレープは春→夏→冬→秋の順。

はっきり分かれすぎて面白かったです。

春は悪くないけど、ぼんやりして物足りない。夏は無難に良くて、透明感が出る。冬は色の印象ばかり前に出て、顔が負ける。秋はゾンビ。

どう見てもブルべ夏。


それからブルべ夏の色味の中で、トーン違いのドレープをあてていきます。
ドレープはライト→ブライト→ミューテッド→クールの順。

暗い色や原色が似合わないのは4シーズンの時点で薄々わかっていたのですが、やっぱりブルべ夏に分類される色の中でも、そのような色は似合いにくいようです。

ライトはほぼ物足りなくなる。ブライトはニキビ面の赤みも引いていくようで健康的に見える!ミューテッドはゾンビ。クールはちょっと強い、冷たい印象に見えがち。

同じブルベ夏でも、ちょっとでもくすみが入った途端、不思議なことに一気に似合わなくなります。


疑いようもなく、他の参加者の方もうんうんと納得の全会一致で、私にブライトサマーの判定が下りました。

ちなみに次点でクールサマーでしたが、やはり青みが強すぎるのも苦手なようで、ほぼブライトサマーど真ん中でした。

PCについて所感

納得の結果です。
思い返せば、あれもこれも「ブライトサマーだったからか」ということばかり。例えば……

  • ブラウンシャドウ全敗(全体的に暗い・黄みが強い)

  • ブルべ夏向け」シャドウ・チークの惨敗率(くすみが強い)

  • メイクをマットで統一すると疲れて見える

SNSで似合うコスメを探すのに難儀するタイプです。
基本的に「ブルべ夏向け」は信用なりません。黄み・青み・くすみが優位なものは顔色が沈みます。

ご参考に、今一番しっくり来ているアイシャドウとリップを紹介します。

アイシャドウ→ mude ショールモーメントアイシャドウパレット #04 ライラックモーメント

アナリストさんにも「似合う」とのお墨付きいただきました。
診断前に、締め色の黄みが出ない!これは使える、と思って買ったものです。伏線回収。

ただマットめなので、ラメかパールか足した方がPC的にはばっちりです。
それと、右2色はくすみの強さ・暗さが主張して、使いにくいです。

あとグリッターが2種類入っていますが、大きめの方は全く使っていません。顔に砂粒が付いているようにしか見えません。
小さめの方はアナリストさん曰く「粒が大きい」とのことですが、ドンピシャでなくとも、そこまで違和感ないんじゃないかな?と思っています。PDのおかげかもしれません。

アナリストさん的にはパールの効いた淡めピンクが一番とのことでした。
流石に1色だけでは完成せず、色味の出るピンクも使ってコントラスト感が出るように、場合によっては締め色も(やや沈みますが)使っています。

リップ→ A'pieu ジューシーパン スパークリングティント PK01 ゆめみるラズベリー

青みも黄みも強すぎず、塗り方によって透け感もツヤも出るし、原色すぎない、理想のピンクレッドです。

余談ですが、ブライトサマーなら、赤よりピンクやローズのイメージが強いかもしれません。ただキュートやコンサバなイメージに寄ってしまって、私の直線寄りの顔立ちや好み、服装とちぐはぐになってしまいます。

実際、私とほぼドレープの結果が同じになった友人は、曲線寄りの顔立ちで、ピンクやローズが似合っています。私も顔色的には違和感ありません。ただPDや好みも加味したうえで選ぶブライトサマーのリップなら、というところです。

パーソナルデザイン診断

次はPD診断です。

最初にアナリストさんに骨格全体の厚みや首回り、顔形を見てもらいました。
その後、様々なタイプのイヤリングを顔周りに持っていき、何が似合うか見比べていきます。

絶対にないと予想していたのは、ファッショナブル、フェミニン、ロマンス、ガーリッシュ。

大人っぽくまじめにびしっとした格好、シャープすぎるもの、フリル、大柄、ふわふわした優しげなファッション、やんちゃな恰好が、絶望的に似合いません。

顔型・骨格・似合うアクセサリー

詳しい診断方法や結果はサロンの秘密だと思うので、メインの結果のみ。

私の顔型は「面長寄りの三角顔」、
骨格は各パーツ、薄くも厚くもないようです。

確かに、華奢なアクセサリーは存在感が消えるし、大ぶりで大人っぽいものは重たそうに見えたり、ボリュームに負けると思っていました。

他にも、スカートの丈感などを確認してもらいました。
私は下半身太りと脚の短さが気になるのに加え、流行でミモレ丈より短いものは着なかったのですが、短い丈を「似合う!」と絶賛されました。

膝を見せる勇気がなくて「あ……頑張ります」と微妙な反応をしてしまったのですが、せっかくミニ丈が流行っているのもありますし、年甲斐もなく着てみようかと思います。

イヤリング比較

他の参加者も含め、みんなで似合うイヤリングを比較していきます。

最も似合う!と言われたのは、(たしか)べっ甲のような柄の長方形のビーズと水色のビーズでできた、やや大ぶりなイヤリング
次点で、二等辺三角形が2つ重なったようなデザインの、金属製の揺れるイヤリングです。

実は前者がボーイッシュ、後者がアヴァンギャルドだったんですね。

ちなみに他の参加者の方は、それぞれPDキュートガーリッシュとPDアヴァンギャルドでした。

私がいまいち似合わなかった、レースフラワーくらい小さなお花がしゃらしゃらしているイヤリングがお似合いになったり、ドレスアップかと思うほどの大振りイヤリングがハマっているのを見て、自分の中で迷走していた「似合う」がわかってきました。

PDについて所感

やっぱり人と比較してみると、似合うものがはっきりしてきます。
体形やPCをどのようにPDに落とし込むかが難しいと思ったものの、説得力のある診断結果でした。

コーデは好きだけど、レイヤードが難しそうと思っていたFUDGE、Cluel、GISELe系の服、モードすぎるかと思っていたJEANASISもボイアバに似合うとアナリストさんに言われ、頑張って挑戦してみようと思いました。


以前、他のサロンで顔タイプ診断を受けたことがあるのですが、その時は正直あまり結果に納得できませんでした。

顔タイプはマトリックスど真ん中で、ソフエレとフレッシュの中間
髪が長いとソフエレ、短いとフレッシュだそうです……。

その時もイヤリングの比較をしたのですが、すすめられた華奢なイヤリングが、いまいちぱっとしませんでした。
つけていても、つけていなくても、大して変わらない感じ。それならいっそつけない方が良いのではないかな、感。

同行のアクキュの友人と比較すると、たしかに私は友人ほどアクキュのイヤリングがハマっていませんでした。
なので、うーん?これが似合うってことなのかな?と思い、しばらく淡い無地のフェミニンな服や華奢なアクセサリーを選んでいました(当時はロングヘア)。

でも悪くはなくともやっぱり地味で、「シンプルが素敵」のように、盛れはしないのです。ソフエレフレッシュに寄せると、顔の癖が目立つ気がしました。そのうち色味がしっかりしていたり、形に一癖あったり、ストライプでも柄が入っている服、華奢でないアクセサリーを選ぶように。


そのような経験があったので、1stがボーイッシュなのも、2ndにアヴァンギャルドが来るのも、非常に腑に落ちました。

アナリストさんにこのことをお話したら、「え!?けっこう直線的な顔立ちだと思いますよ」と言われました。

顔タイプ診断を受けたのが成人したくらいだったので、その時はまだ骨格が完成していなかったのかもしれません。
ただ私も薄々そうじゃないかなぁと思っていたので、一癖ある直線的なコーデOK、とアナリストさんにお墨付きをいただいて、ほっとしました

顔タイプ診断での分類結果が一概に間違っているとは思いません。実際にソフエレフレッシュ的コーデが似合うと言われたこともあります。
ただ私の好みでは、顔タイプより、PDのメソッドが合っていたようです

なお最近出てきた「強めフレッシュ」なのかも、とは密かに思っています。

まとめ

診断を受けて良かった

似合うものを他の参加者と見比べて体感し、すっぴんで非常に緊張しましたが、とても身になりました。楽しかったです。

診断料はそれなりにしましたが、受けなかったら今後も納得できない服選びに精神も時間もお金も費やしていたと思うと、私にとっては有意義でした

以下は、診断から半年ちょっとが過ぎて、診断を受けて良かったと思うことです。

・「似合う」「似合わない」を以前より客観視できるようになった
似合わない理由が具体的にわかるようになった
・似合いにくいものを似合わせる方法を具体的に考えられるようになった
・無数にある服選びの選択肢を自然と絞り込むことができた
・あまり着ないタイプの服や、あまりしない髪型に挑戦する勇気が出た
・メイクのポイントを知って時短になった

似合うを知って、一気に垢抜け!とはいきませんでした。
知識を応用できるほどまだたくさんコーデを組めていないし、体型やコーデバランス、髪型との相性など、まだまだ考えることはあります。場数を踏んで自分の目を鍛えるのも必要なのでしょう。

それでも長年の悩みである、指標もなく永遠に服選びを迷走している感覚から抜け出すことができました。
その解放感が、自分にとっては非常に大きかったです。

もっとファッションを楽しめるように

アナリストさんが何度も仰っていたのは、「イメコンはコーデの幅を広げるためのもの」ということ。

似合わないからと着たい服を諦めるのではなく、どうすれば似合うか?どういうアイテムなら好きなイメージに近づけるか?を考えていけるといいな、と思います。


ちなみに今悩んでいるのは、カジュアル・トラッド・モード系の服は、コーデ以前に下半身に厳しいということ。

体型よりPDに合わせる方が映えるらしいです。
でも私のむちむちの下重心では、パンツスタイルもミニ丈も、肉感が出すぎてしまったり、そもそも入らなかったり。スカートもサイズ選びが難しい。
そもそも脚に長さがないので、スタイルがもろに出るパンツが苦手です。

今年こそは好きな服をもっと自信をもって着られるように、前向きにトレーニングを頑張りたいです(本当か?)。


あと、メイクはまだまだバランスが難しいです。
締め色がっつりなどはやっぱり似合わないと気付いたので止めましたが、ブライトサマーだからと顔全体をピンクにすると、今度は甘すぎてしまいます。

まばらな眉も、どうするのが最善なのか……。眉サロンでは、どこに行っても、海外セレブみたいな形しっかりの太眉になってしまうので。

毎月何万もコスメや眉サロンなどの美容に費やしながら、合わずに余らせていたり、満足できなかったりした自分にとっては、今までのアプローチが微妙だったことがわかっただけでも前進です。

肌状態とスタイルを整えて、コスメカウンターでしっかり相談し、コスメを最小限にしたいです。
眉サロンも、ナチュラルめにしてもらえるところを見つけたいです。


それと唐突ですが、「実は私は和装にうってつけなのでは?」と思い始め、和装に手を出し始めました。
それについては、また今度記事にしようと思います。

イメコン診断が一周回って敬遠される雰囲気も出てきましたが、とにかく私は受けて良かったと思っているし、めんどくさいだけと思っていたコーデが楽しくなりました。
受けるか迷っている方がいたら、ぜひお勧めしたいです。

長くなってきたので、そろそろこのへんで。
みなさんも、よきイメコンライフを。

ではまた!

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