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サステナビリティ・アンバサダー レポートVol.12 ゼロ・エミッション型のイベントの実現に向けて~カーボンニュートラルな全社キックオフイベントの実施~

▼レポーターの紹介

写真左から、齋藤(さいとう)、町田(まちだ)

齊藤(さいとう):2021年新卒入社、制作ユニット所属。主に展示会の案件を担当しています。趣味は呑み食いとレコード収集です。

町田(まちだ):2019年入社、UNIT1プロデュース部所属。展示会だけでなく、サイト制作や配信など幅広く企業のサポートをしています。
料理、お菓子愛が再熱しており、色々と作っております!そろそろ海外いきて~~~

こんにちは!記事に目を通していただきありがとうございます。
アンバサダーレポートVol.12は、UNIT1の町田と制作ユニットの齋藤がお送りします。

今回は、弊社のリリース記事でも出させていただいたカーボンニュートラルな全社キックオフイベントについてより深堀りしていきます!

1.ゼロ・エミッション型のイベントとは?

まずは、ゼロ・エミッションという言葉を聞いたことがある人はどれくらいいらっしゃいますか?
“サステナビリティ”や“SDGs”という言葉を街中でもよく聞くようになりましたよね。
関心がある人は、「ゼロ・エミッション」というワードを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

ゼロ・エミッションは、つまり「排出物を出さないこと」を意味します。

カーボンニュートラルとは少し意味が異なり、地球温暖化といった原因になるCO2の排出量を実質ゼロにしようととすることなどで、環境を指す言葉でありながらも、それぞれが示す意味は異なっています。

では、なぜ今ゼロ・エミッションを重視していくのでしょうか?
特に、日本は島国ということもあり、廃棄物の埋め立てをこれまで行ってきましたが、そのキャパシティが約20年後にはいっぱいになってしまうと言われています。

ましてや廃棄物が増えることで、その処分を行う際のCO2が発生することも容易に想像ができます。
局所的な豪雨や耐え難い暑さといった異常気象にも繋がっていきます。
これらは日本だけでなく、世界的にも注目されており、イベント業に携わる博展も積極的に考えていかなければいけない世界的な課題になっています。

▼ゼロ・エミッションの実現に向け、博展が主に取り組んでいること

2.実際にキックオフイベントで行ったことは?

それを踏まえたうえで、今回の社内キックオフでは、下記の4つポイントを意識しながらで実施をいたしました。

・サステナビリティには配慮した会場選び
・廃棄物量の削減(フードロスの削減など)
・リサイクル率向上のため廃棄物の分別
・イベントでのCO2排出量の算定
・カーボンオフセットの実施

詳細は博展リリース記事をご覧いただけますと嬉しいです。

結果としては、約6トンのCO2排出量が発生していることが分かりました。そして、その結果をもとに、長野森林組合への植林24本分のクレジットを購入し、発生分をカーボンオフセットし、カーボンニュートラルなイベントとして終了いたしました。

▼今回の算定の対象範囲

※来場者の出発地は各事業所の最寄り駅として設定。水道は上水道利用が対象。
食事については、飲み物を含めた金額より算定。

▼CO2排出量の算定結果

一人当たりの排出量:17.9(㎏‐CO2) ※312名の参加

3.キックオフイベントで行った理由

フードロス削減のため、極力排出物をださないケータリング
会場で出たごみの分別を実施

今回なぜ、自社イベントにて、ゼロ・エミッション型のイベントを行ったかというと、

1.まだまだ対外的に紹介できる案件が少ないため
2.サステナブルな要素を実装するとまだまだコストがかかってしまうため
3.社員のSDGsに対する意識向上

上記3点により、博展の自社イベントで行うことで、それを軸にクライアントへの紹介していくことができるかなと思っています。

今後、企業様からいただくお仕事の中でも、廃棄物をできるだけ出さないなど、循環型のイベントの依頼は増えていくと思われます。

しかし、現状全ての実装していくとなるとかなりの労力と工数がかかってしまい、予算の中に収まらなくなってしまうこともしばしば、、、

まずできることは?と、考えたときに、社内で開催されるイベントであれば、実施できますし、一例としてお客様にも紹介できると考え、前向きに取り組んでおります。

分別後の様子

4.サステナビリティ・アンバサダーとして

今回記事を書かせてもらっている町田・齊藤は、2期目のサステナビリティ・アンバサダーとなります。
私たちはファシリティ連携チームとして、活動しており、ゼロ・エミッション型のイベント実現に向けて、弊社のような企画・施工する会社だけでなく、パートナーの協力のもと実現に向けて頑張っています。

ファシリティ連携チームの紹介noteはこちら!

そして、今回得た知見や気を付けていかなければいけない点については社内でも共有し、各社員のサステナビリティへのリテラシー向上にも寄与していければと考えています。

5.最後に

これからの博展についても、少し!
イベントに携わる私たちだからこそ、環境に対して、前向きに向き合っています。
一歩一歩ではありますが、地球、そしてこれから生きる私たちの未来がずっと続くようにしていきたいという気持ちとともに博展で生み出されたモノやトキが世の中の人を少しでも幸せにできるようにと取り組んでいきます。

最後に会場として使用しました東京ポートシティ竹芝 ポートホールさま、実施に向けて前向きに考えてくださり、ありがとうございました!


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