見出し画像

自分のスタイルを確立し、軸を持ち、ただそれをひたすら繰り返すことが重要

「正解は一つじゃない」

数年前、とある方のブログ記事で、そんな書き出しではじまるエントリーがあり、ぼくはいまでもちょくちょく読み返している。そのブログは、こうつづく。

成果を出している人を見るとライフプランに軸があると思う。
(中略)
投資のあり方とかビジネスの方法論においても正解は一つじゃない。
大切なことは【ぶれていないか】だと思う。

この記事は、万人に通用する「こうすれば良い」という押し付けがましい言い方ではなく、「自分の最適な軸=自分らしさ」を見つけてください、という、成果を出すための本質論が書かれているとこが好きだ。

その人らしいスタイルが確立されている人は結果が伴う。何をやるにもスタイルが確立されていない人は、漂流してしまう。あれを見てはあれがいいと思い、これを見てはこれがいいと思う。それじゃあダメだ。

自分には自分の性格があり、誰かと全く同じように処理することはできない。人生で大切なことは自分を活かすということ。だとすれば、何が正しくて何が間違っているかと決めるよりも、自分のスタイルを確立し、軸を持ち、ただそれをひたすら繰り返すことの方が重要である。
結局はコツコツと自分のライフプランに忠実であることが求められている。 
生活自体を、成功のルール自体を、そして、生き方自体を支配するためには、自分の【らしさ】を徹底追及する必要がある。そうなってくると、隣の芝生も青く見えてこないし、マイナスの雑音が仮にあっても気にならなくなる。
自分の人生に責任を負っているのは、恋人でも、親でもなく、自分だけだ。

この考え方、「洋服」に置き換えるとわかりやすい。

例えば、あたながあるファッション雑誌のモデルに憧れ、そのモデルが着ている服装と全く同じものを購入し、着用したとする。

鏡で自分の姿を見た時、雑誌の中に見たものと同じ感覚を抱けるだろうか?おそらく、そうはならないだろう。

なぜなら、あなたが憧れたモデルとあなたの体型、身長、肌の色、瞳の色、知名度喋り方、知性、経験値など全てが異なるからである。

自分の「好み」「体型」や「雰囲気」、「価値観」「主張」など「自分らしさ」を追求し、その人にフィットした服を着用しているひとは、周りから見ていてかっこいい。

上記で紹介したブログ記事は、こういう言葉で締めくくられる。

私は他人にはなれないし、他人も私にはなれない。
自分色に世界を染めることは忘れない方が良いと思う。

今日もありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?