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シャンプー・リンスの体への影響とは?=前編=

Q市販されているシャンプーやトリートメントが身体に悪いと聞いたことがあります。何かご存知でしょうか?

こんな質問を頂きましたので、この文章は、それに対する、現時点での私の回答となります。
始めに、結論から先に言うと、シャンプー・リンスは体にとっては害であるという立場で、いろいろ述べていきます。 あと、シャンプー・リンスの代替方法についても。

このように書いていますが、専門家でありませんので、誤った内容や適切でない表現がありましたら、教えて頂けますと、後学のためにありがたく思います。
※ 経皮毒については、私自身が実感し確認したわけではないので、触れません。ちなみに、これについて、エビデンスが無いと否定されていることもみますが、そんなことも有りうるだろうと思う派です。。

〇皮膚に、化学物質を塗るということ

シャンプー・リンスの成分は、『界面活性剤、防腐剤、香料、着色料、安定剤、増粘剤』などなどで、構成されているのが基本。つまり、シャンプー・リンスの成分は、化学物質の塊です。

この時点で、これらの化学物資を、身体を綺麗にするという名目で、わざわざ皮膚に塗る必要があるのか?って私自身は思います。

安全性が確認されているなら、問題ないんじゃない??って言われる方がいますが、それは、使ってすぐに見た目に何らかの障害が出ないレベルであれば安全ってだけで、、、

皮膚は、『第3の脳』と言われるぐらい、深淵で、繊細にさまざまな事象に反応し、人間の潜在意識にも大きな影響を与えている臓器。
そんな、自身という存在たらしめている皮膚に、よく分からない化学物質を塗って、自身の体がさらにイキイキできるとは思えないのです。
シャンプー・リンスの製造業者が、皮膚の繊細で重要な機能まで考慮して製造しているとは考えにくいですよね。

ありがたいことに、神さんは、ホントよーく考えて体を作ってくださってままして、皮膚は、水で洗えば、不要な物は排せつされるようにできているんです。洗って取れない汚れは、それは今の自分には必要なモノなんだって、自分なら考えるんですが。。。(頭皮の皮脂の過酸化脂質の問題もあるかもしれませんので、その対策は後述)

〇『界面活性剤』の影響

シャンプー・リンスの成分で取り上げられるのは『界面活性剤』ですよね。
界面活性剤と一言で言ってもいろいろ種類があるみたいなんですね。

-シャンプー・石鹸などの陽イオン系界面活性剤(アニオン)


シャンプーや石鹸などは、洗浄力があるものは、『陽イオン』に帯電する油汚れなどに作用して、不要な物を洗浄してくれます。
そこで、問題となるのが、特に、『合成』界面活性剤(石油由来)は、最近、開発が進んで、安全性が高まってきているみたいですが、皮膚の生理的に必要となるバリアとなる皮脂をゴッソリと剥がしてしまうこと。必要な皮脂まで除去してしまい、皮膚のバリアを除去してしまい、皮膚の痒み、皮膚の乾燥、湿疹につながります(下図)

石鹸で洗った方がいいという意見があるのは、上記の合成界面活性剤は、石油由来で洗浄力が強いから、『天然由来』の界面活性剤を使いましょうという理由ですね。

以下の動画は、合成界面活性剤と石鹸の違いを、端的に分かりやすく解説して下さっています。合成界面活性剤を含んだシャンプーは、合成洗剤をうす~っく伸ばしたみたなものですので、以下の内容は、合成洗剤と石鹸との違いを解説ですが、合成界面活性剤と置き換えてご視聴ください。
https://youtu.be/2b4KHuucMDY

こちらは、歯磨き粉ですが、合成界面活性剤が使われた歯磨き粉の害について検証されています(方法はちょっと問題があるように思いますが…)よくわかる内容です。

合成界面活性剤は、石油由来で、日本には戦後に入ってきたモノ。
ちなみに戦後・石油ってところに、いろいろ深い闇を感じますね(笑)

ちなみに、石鹸なら、なんでもいい分けではないです。
石鹼でも、『純石鹸』をおススメします。
そうでないと、石鹸も、シャンプーと同じく様々な化学物質が配合されており、シャンプーとあまり影響は変わらないと思っていいと思います。
『純石鹼』とは、脂肪酸ナトリウムもしくは脂肪酸カリウムが98%以上の石鹸のこと つまり、ほぼ、純粋な石鹼成分だけできている石鹸のこと。純石鹸は、肌に優しく、環境を汚さないって覚えててくださいね。

『無添加』石鹼は、ダメですよ! 
一部の添加物を入れてませんって意味であって、すべての添加物が入っていないという意味では決してないので、気を付けてくださいね。
『無添加』って書いてると、身体に良さそう。。。って印象操作をしたものですからね。

-リンスの陰イオン系界面活性剤(カチオン)

これは、陰イオンに帯電しているところにくっつく界面活性剤です(上図参照)。濡れた髪は、(-)に帯電しているので、リンスは、髪に引き寄せられて、膜を作ります。リンスで、髪の表面に、静電気が発生しにくくなり、髪がサラサラになるんですね。決して、リンスが髪を健康にし、潤いのある髪にする訳ではないことを知っててくださいね。
リンスも界面活性剤ですので、タンパク変性作用、というのがあり、細胞を壊します。菌の細胞膜も、(ー)に帯電することが多いので、菌の周りにも、リンスは、取り巻いて、殺菌してしまいます。つまり、髪や頭皮いて、皮膚のバリア機能としても働いてくれている常在菌を殺してしまうということです。

特に、リンスが厄介なのは、くっついて取りにくいこと
頭皮にリンスを付けてはいけない。髪になじませるだけと言われるのは、
頭皮をホントに痛めてしまうためなんですよね。

リンスだけでなく、コンディショナー、トリートメントと言われる類のものも、基本性質は同じだと思っていただければと思います。
コンディショナー、トリートメントていう言葉は、髪の状態を整えるだとか、髪を癒すかのような表現を使っていますが、基本的には、髪に膜を作って、髪の艶感や髪通りを良くしているんです。決して、髪を育て、髪そのものの質を改善させるものではないです。そもそも、髪というのは、一度傷つくと、再生や修正はできないということを踏まえてていただければと思います。

〇シャンプーとリンスの2重苦

シャンプーの香料・泡や洗い心地で癒されたり、リンスで艶々の髪になり、癒される側面はあると思います。
しかし、上記でみてきたように、シャンプーで洗った後に、リンスをするってのは、シャンプーで、ゴッソリ、髪の油を削りとり、頭皮の皮脂を剥がし、リンスで、さらに、髪・頭皮の常在菌を殺菌し、頭皮の細胞も侵害をしているという2重苦が、生理的には起こっていることを踏まえてご使用されるといいと思います。

ここまで、シャンプー・リンスに含まれる主に界面活性剤の害についてみてきました。次に、そこから生ずる害が、髪だけでなく、身体(特に神経系)に影響を与えることについて述べていきます。
また、シャンプー・リンスの代替法やこれらの害の対処法などは、次の記事で綴っていきます。
(続く・・・)

世界人類平和が平和でありますように(^^♪

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